
おとなの進路教室。

山田ズーニー(著)
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単行本『おとなの進路教室。』刊行!
自分らしい選択をしたいとき、「これでいいのか」がよぎるとき、
自分の考えのありかに気づかせてくれる一冊。
「ほぼ日刊イトイ新聞」に7年にわたる大人気連載から、
自分らしい進路を切り拓くためのコラムを選りすぐって再編集!
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おとなになっても進路に悩む。 就職、転職、結婚、退職・・・・・・。 この番組では、 30代後半で大きな転職をし、いまも自分らしい生き方を模索する パーソナリティの山田ズーニーが、 多彩なゲストを呼んで、「おとなの進路」を考える。 すでに成功してしまった人のありがたい話を聞くのではない。 まさに今、自分を生きようともがいている人の、 現在進行形の悩み、問題意識、ブレイクスルーの鍵を 聞くところに面白さがある。 リスナーは、聞きながら、自分の思いや問題意識が引き出され、 ついつい自分の進路について考えてしまうことうけあい。 自分らしい生き方をしようとする人を応援する! 週に20分聞きながら「考える習慣」がついてくる! 新感覚、ラジオ番組の登場だ。 |
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第三十二章 あなたは社会に必要だ |
Lesson125 ビニールシートの社会人デビュー
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4月16日 |
Lesson126 郵便配達をまちわびた38歳
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4月23日 |
ラスト・レッスン 社会に自分の舟を出す
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4月30日 |
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内定取り消しや派遣ぎり、あかるい春の陽射しのなかで、途方に暮れている人もいるかもしれません。パーソナリティである山田自身も、これまでの人生で2回、社会にはいりあぐねて苦しみました。大学卒業のとき、就職先はありませんでした。38歳のとき、いったん会社を辞めたらふたたび社会にはいりあぐねてしまいました。社会に自分の居場所がなく、自分の身をもてあます日々のなかで、それでも私は信じていました。「自分は社会に必要だ」。そして、これは僭越ながら、私がこの放送を聞いている人に伝えたいことでもあります。あなたは社会に必要です。
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第三十一章 結婚しても働きますか? |
Lesson121 私が家庭を持つまで |
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3月19日 |
Lesson122 ディベートとの出逢い
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3月26日 |
Lesson123 40歳、社会デビュー
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4月2日 |
Lesson124 しあわせということ
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4月9日 |
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結婚してもフルタイムでがんばり続ける女性も増えてくる一方で、今の若者に、「結婚してすぐにでも家庭に入りたい」という人も目立っているのも事実です。「専業主婦か、フルタイムで働き続けるか」、多くの女性は決断をせまられます。でも、どうも選択肢は2つだけではないようです。井上真理さん(47歳)は、3人の子どもを持ち、主婦も楽しみつつ、仕事もできる範囲でやり、社会参加・趣味・将来のための勉強など自分の世界を持っています。バランスよく豊かな女性の人生を歩む人は、「仕事か、家庭か」の2者択一ではない、どんな選択をしてきたのでしょうか? しあわせってなんですか?
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第三十章 就活、希望どおりでなくても |
Lesson117 やりたいことを絞らずに始めた |
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2月19日 |
Lesson118 見えてきた現実 |
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2月26日 |
Lesson119 行き詰まりからの内定獲得 |
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3月5日 |
Lesson120 現実の自分を引き受ける |
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3月12日 |
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就職活動は、希望どおりにいくことのほうがまれです。大多数の人が、どこか希望どおりには行かなかった部分をもちあわせています。まだ働いたことのない人間が、予測どおりに就職活動を運んだとしても、案外閉じているんじゃないか。むしろ、予測どおりにいかなかったからこそ、未知の社会へ自分をひらいていけるんじゃないか、と山田は思います。坂本茜さん(22歳)は、「就職活動で幻想がとれた」と言います。すべて希望どおりに行かなかったからこそ、現実を引き受け、仕事への意欲もわいてきました。就活の結果を引き受けるチカラがわいてくる章です。
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第二十九章 世界を見たい。 |
Lesson113 ぼくが旅に行こうとした理由 |
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1月22日 |
Lesson114 世界の現実 |
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1月29日 |
Lesson115 書くことへの出合い、旅の終わり |
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2月5日 |
Lesson116 ふたたび世界を見たい |
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2月12日 |
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海外旅行に行かなくなり関心が内向きな若者と、ひまを見つけては海外に行こうとする若者と、若者が2極化しているのを感じます。たしかに日本から一歩も外へ出なくても、海外の情報は手に入り、特に不自由を感じない今ですが、それでも、広い世界を見ることは、自分らしい進路を探す上でどんな意味があるのでしょうか? 世界を旅し、旅から進路をつかんだ編集者、設楽敦さん(26歳)に、なぜ世界を見ようとするのかをお聞きします。
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第二十八章 就職活動、自分らしい選択。 |
Lesson109 就職活動前に思っていたこと |
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12月18日 |
Lesson110 ぼくの就職活動 |
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12月25日 |
Lesson111 自分らしい選択 |
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09年1月8日 |
Lesson112 社会に出てやりたい仕事 |
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1月15日 |
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就職活動で、いくつかの内定をもらった人は、最終的にどうやって就職先を決めているのでしょうか? 永正憲一郎さん(21歳)は、就職活動を終えた大学4年生。いくつか内定をもらった中で、「自分らしい選択」ができた、と言います。「自分らしい選択」ができた、と満足できるには、何を大事にどう決めていったらいいか、永正さんの体験からおうかがいします。
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第二十七章 泰葉、私の花を咲かす道。 |
Lesson105 16歳のころ |
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11月20日 |
Lesson106 落語家の妻として生きる |
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11月27日 |
Lesson107 自分の道をあゆむという選択 |
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12月04日 |
Lesson108 二度と逃げない |
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12月11日 |
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泰葉さんの登場です。自分の持てる力をどのように生かし、花を咲かせていったらいいか、現在進行形で格闘する泰葉さんと一緒に考えます。泰葉さん(47歳)は芸能一家に生まれ、20歳でシンガーソングライターとしてブレイクします。その後、音楽活動を封印。自己実現より誰かのためにつくす道を選びます。しかし再び、自らの道を歩もうと決めた泰葉さんに、自分の持てる力を生かす道をおうかがいします。
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第二十六章 お店の星 |
Lesson101 私が居酒屋の店員になるまで |
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10月23日 |
Lesson102 日本酒の世界 |
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10月30日 |
Lesson103 接客業とはなにか |
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11月06日 |
Lesson104 40代の愉しみ |
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11月13日 |
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よいお店には「顔のある店員さん」がいます。「あの人がいるから、あのお店に行こう」と楽しみになるような店員さんです。吉岡理絵子さん(44歳)は、昼間の仕事を続けながら、銘酒居酒屋を支える、日本酒のことにめっぽう詳しい店員さんです。世の中にたくさん店員さんがいるなかで、お客さんの印象に残る仕事をする人は、どんなことを心がけているのでしょうか?
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第二十五章 派遣社員という行き方 |
Lesson97 私が派遣社員になるまで |
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9月25日 |
Lesson98 派遣の光と影 |
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10月2日 |
Lesson99 派遣の立場を生かす道 |
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10月9日 |
Lesson100 派遣の未来 |
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10月16日 |
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派遣社員というのは、働く人にとっても、会社にとっても重宝するシステムです。しかし、「派遣社員とはなにか?」自分なりのかみくだきがないと、「こんなはずではなかった」になりやすい立場でもあります。「派遣社員という行き方」には、どんな光と影が待っているのでしょうか? そして派遣社員の未来とは? 派遣で行く先々でかけがえのない存在となっていっている、後藤早苗さん(34歳)におうかがいします。
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第二十四章 たった一人でつくった出版社 |
Lesson93 出版社を起こすまで |
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8月28日 |
Lesson94 集まってきた仲間:渡辺佑一編 |
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9月4日 |
Lesson95 集まってきた仲間:窪田篤編 |
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9月11日 |
Lesson96 ミシマ社の今とこれから |
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9月18日 |
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「たった一人で出版社をつくる」と言った、第1回のゲスト、三島邦弘さんは、あれからどうなったのでしょうか? つぶれていく出版社も多い中、三島さんがつくった「ミシマ社」は、いまや出版界の希望の星となりつつあります。今回は、ミシマ社の社長となった 三島邦弘さん(33歳)と、このラジオをきっかけにミシマ社の社員となったという渡辺佑一さん(32歳)、窪田篤さん(26歳)に、「たった一人でつくった出版社のその後」をおうかがいします。
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第二十三章 プロライターの条件 |
Lesson89 ぼくがプロライターになるまで |
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7月31日 |
Lesson90 ライターの仕事の光と影 |
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8月7日 |
Lesson91 職人を極める |
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8月14日 |
Lesson92 プロライターの条件 |
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8月21日 |
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「ライターになりたい」と一度は思った人は多いのではないでしょうか。でも、プロとしてやっていける人と、やっていけない人の違いは何でしょうか。そこで今回は、山田ズーニーが最も信頼するライターのお1人、村上敬さん(37歳)に登場していただき、プロライターとしてやっていくための条件をおうかがいします。
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第二十二章 「研究」を仕事にしますか? |
Lesson85 文系か?理系か?決められなかった |
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7月3日 |
Lesson86 研究を仕事にする |
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7月10日 |
Lesson87 妻として母として、そして自分のやりたいことをやるための転職 |
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7月17日 |
Lesson88 文系理系の橋渡しをしたい |
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7月24日 |
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「研究を仕事にしたい」という学生がたくさんいます。でも授業料を出して大学でする学問と、仕事として研究をすることは、どうちがうのでしょうか? 藤井由紀子さん(32歳)は、理系の研究者として食品会社に勤務していました。しかし、研究生活と育児や家事との両立を考え、思い切った転職をします。「これから研究を仕事にしようか、どうしようか」、「研究をするにしても大学に残るか、民間か」と迷っている人にも、ぜひ聴いてほしい回です。
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第二十一章 落語家になる道 |
Lesson81 ぼくが落語家をめざすまで |
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6月5日 |
Lesson82 落語家になる方法 |
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6月12日 |
Lesson83 いきづまった時の歩き方 |
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6月19日 |
Lesson84 もうすぐ真打 |
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6月26日 |
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仕事には、就職の方法がはっきりあるものと、はっきりしないものがあります。落語家になる道は有るようで無い。でも、無いようで有る。学校もない、入社試験もない、保証もない、そんなとき、私たちは、望む職業に就く道をどうやって切り拓いたらいいのでしょうか? 春風亭栄助さん(46歳)は、若いころアメリカ行き、30歳をすぎてから落語家を目指します。もうすぐ真打になる栄助さんに、「道なき道をゆく鍵」をおうかがいします。
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