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Sounds on Streetsは、全国のストリートで活動するミュージシャンたちによる参加型コミュニティです。

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中途半端なプレイヤーには場所を取られたくない

ドラマー 狩野丈二(かのうじょうじ)さん
取材 '04年4月21日五反田駅
ストリートでの活動歴が7年を越えるドラマー、狩野丈二さんは、少なくとも週の半分は路上演奏に出動します。丈二さんが叩くドラムの前に立つ演奏者はその日によって違いますが、Sounds on Streets首都圏097「射手座流星群」のビデオにも明らかなようにそのプレイスタイルは思いっきり激しいもの。
「表現はちょっと違うかもしれませんが、大道芸的な活動をしてますので激しくプレイして、お客さんにビックリしてもらったり楽しんでもらったりしなきゃなりません」
ストリートでの活動の目的として
1.ドラマー狩野丈二の宣伝をする
2.お金を頂く
という二点を挙げる丈二さんは、自らのプレイを大道芸に例えます。

「ジャズの演奏家には、『ストリートでやりすぎるとプレイが荒れる』という人も多いのですが、特にジャズの世界はライブハウスで演奏してもなかなかお金が稼げません。ストリートで僕のことを知らない人達にもアピールするために、激しい演奏をして他のアーティストと一味違うところを見せています。間違いなく路上での演奏が僕のプレイスタイルを影響を与えていますよ。『全く音楽を聴かない』という人が足を止めてくれてCDを買ってくれたり、と様々な出会いがあるのも路上ならでは」
有楽町、新宿、渋谷・・・、と複数に及ぶ丈二さんの活動エリアですが、どこで演奏するにも心がけていることがあります。それは、「人を集めすぎない」こと。

意外と思えるかもしれません。しかし、ここに長年職業としてドラムを演奏している丈二さんならではの理由があります。「たとえば警察官の方。近づいてこられたら速攻で演奏を止めて撤収します。即です」「何かと難癖をつけに来る人もいます。基本的に、止めろと言われたら即撤収します」
やめろと言われるのは、たくさんの人が集まって通行人の邪魔になっていたり、その場で商売をされている人の迷惑になっているから。トラブルを起こしてまで、自分の場所にこだわり過ぎるとストリートでの演奏自体ができなくなってしまいます。だから人通りが多すぎるところも避けるようにしているのだそう。撤収せねばならなくなったら他の場所に移ったり、大変です。

「演奏できそうな場所はいつも探していますが、初めてのところで試し試しやるのも面白い」といいますが、人通りが多すぎなくて、ドラマー狩野丈二の宣伝ができる「美味しい場所」というのは当然限られています。せっかく開拓した「美味しい場所」を狙って場所取りする人がいるそうですが、夜の演奏のために昼間から場所取りをする人までいるということです。「まぁそれも公共の場だし仕方ないです。それぞれ『路上』に何を求めるかは違うだろうし、意識していることも違うと思いますが、場所を取り合って演奏している者同士として、中途半端な姿勢でやられるとキツイですよね」

「ストリートミュージック」について、あなたの感じていること・考えられていることを聞かせてください。
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