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旅人 映像担当&作曲家 仲野慶吾

名古屋 赤の道!!Part1

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こんにちは、YAJIKITA ON THE ROADの映像担当、そして作曲家の仲野慶吾です。

2005年は、愛・地球博の開催やセントレア空港開港など話題独占だった我がふるさと愛知県名古屋市。

名古屋といえば独特の料理が有名で、味噌かつ、味噌煮込み、味噌おでん、味噌田楽・・・

んっ?!味噌ばっかり!!!
 
いやいや、その他にもひつまぶし、きしめん、天むす、手羽先、ういろう、あんかけパスタ、小倉トースト、台湾らーめん等々…たくさんの独特な食文化が溢れています。
その中でも、やっぱりポピュラーなのは赤味噌料理。

ということで、今回のYAJIKITA ON THE ROAD
「名古屋 赤の道」は赤味噌のルーツからスタートです。

まず一行が訪ねたのは、愛知県岡崎市にある。赤味噌の老舗『カクキュー』

18代続く八丁味噌の老舗で江戸時代の初期、こちらの始祖・久右ヱ門勝久が味噌の仕込みを始めたのが、八丁味噌の起こりといわれています。

えっ!八丁味噌を知らない? 
名古屋で赤味噌といえば八丁味噌と決まっているのですが・・・

八丁味噌は、徳川家康生誕の岡崎城より西へ八丁はなれたここ八町村で作られた赤味噌で、地名をとって、八丁味噌と呼ばれるようになりました。

実は僕も知りませんでした。

早速、工場案内の武山さんとともに工場に向かうと、味噌麹の香り。

大きな大きな味噌樽の重さはなんと6t!その上に積まれている岩は3t!合わせて9t!!! 

ちなみに下の台も相当重く、全部で10tぐらいだそうです。綺麗に円錐状に積まれている重しの岩ですが、なんと震度5クラスの地震が来ても崩れないそうです。職人技ですね!

樽の中の見えない味噌を眺めていたら、むしょうに食してみたくなってきました。そこで試食コーナーへ!

試食コーナーに入った瞬間。思わず言ってしまった言葉が

「実家の朝の匂い!」

そうです我が仲野家では、毎朝赤味噌のみそ汁、赤だしを食べていました!

早速食してみると、実に懐かしい!!! 
赤味噌のコクが

「今日も1日頑張るかアー」

なんて思わせてくれたものです。

懐かしい味を堪能していると、八丁味噌カクキュー受注管理部長の大田高司さんが創業者早川一族に伝わる秘伝の味噌の食べ方があると教えて下さいました。食べてみたいとおねだりしたところ、なんと大田さん自ら作って下さいました。

八丁味噌の水分が少なく加工しやすいのを生かして、ネギを混ぜて平たくせんべいのように焼いただけのシンプルな食べ方。これはもう、日本酒にぴったりの濃厚な味。赤味噌のコクに慣れ親しんだ僕らにはたまらない味です。
そのあと作って下さったのが、早川家の祝い料理だったという一品。

鰹節でだしを取り砂糖を混ぜ味噌を溶かし、その上に卵を乗せたシンプルな食べ方。

これも実に旨い。

本家本元の味噌の味を堪能した一行は、
いよいよ名古屋市内へ!

まず向かったのは、日本三大観音の一つ『大須観音』、古くから芸能関係、水商売関係の信仰が厚いそうです。

どうして大須観音かですって?

名古屋を代表する赤い建造物だから!
そして、その回りには名古屋名物の商店が建ち並んでいるからです。

そこで、合流したのは僕が名古屋に居たときからの友達でやたら大須に詳しい“よっち”です。

よっちとともに、大須商店街、万松寺商店街をくまなく歩けば、あるはあるは・・・名古屋名物! 大須ういろうや寿がき屋、そして天むすなどなど。

そして、食事どころのメニューを覗けば、みそかつ、そして“えびふりゃ〜”!
帰ってきた〜って感じです。
ここでよっちとの話で盛り上がったのが、名古屋名物は名古屋人にとってポピュラーではないということ・・・
そうなんです。以外と名古屋人は名古屋名物を食していないのです。

そこで、一行は天むすを食べることに・・・以外に食べ慣れていないよっちと僕は『でらうめ〜(すごくおいしい)』と大合唱!!!地元の二人は観光客なみに天むすを堪能しました。

大須の町を離れた一行が向かったのが元祖味噌やきの『鳥正』!

ここでは、昔ながらの味噌やきと言われる味噌おでんを食べられるカウンターだけの雰囲気のあるお店です。

「鳥正」の歴史は終戦後、名古屋の中心部を貫く広小路通りの両わきに、おでん・どて焼き・串カツ・中華そば・ホルモン焼き等のお店が300〜400軒立ち並んでおり、「島正」も広小路伏見の交差点の近くに前身となる「きむらや」を構えたのが始まりです。

その後、昭和38年ごろ、「衛生上の理由」から屋台の全面撤去が始まり、「島正」も現在の店に移りました。
その前、屋台の時代の昭和35年頃、近くの御園座で公演を終えた新国劇の大スター・島田正吾さんがこの店を気に入り、名古屋公演の度に寄る様になって、いつしか界隈で「島田正吾の店」と呼ばれるようになり、暫らくして、島田さんから新国劇の紋の入った「のれん」を贈られると共に、島田さんに断り屋号を「島正」に改めました。
僕が座った席の真ん前には「味噌やき」がグツグツと音を立てて僕を待っています。早速食してみると・・・

もう、これはたまらない。

しっかりと染み込んだ赤味噌の味。そして継ぎ足しのたれだからこそ出せるまろやかさ。ホントに『でらうま!』です。 

そして、その横に並ぶのは串カツ。何かピンときませんか?
そうなんです、みそかつとはこんな屋台風景から生まれた食べ方なのです。

グツグツの味噌やきの鍋に串カツをドボッと沈ませ、滴り落ちる味噌だれとともに頂くのが元祖みそかつなのです。
今では、このように食べられるお店も随分と減ってしまいました。僕もこの味噌かつのルーツはよく知っていましたが、こうやって実際に食べたのは始めてでした。

実家に帰えるたびに、寄りたい店がまた一つ増えました。
名古屋にお立ち寄りの際は是非体験してみて下さい。

「みそかつはちょっと・・・」
なんて方も一度ためして見て下さい。イメージが変わりますよ!


一週目は、元祖名古屋の赤味噌や町並みを追いかけてみました。

やっぱり好きだな名古屋!!! 
みなさんも一度は名古屋に“来てみりゃ〜てぇ〜”
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