4回シリーズでお送りする、雑誌「Tarzan」との海外共同企画!
カナダ ブリティッシュ・コロンビア州の旅
『マザーシップカヤッキング&スピリットベアを探せ!!』
カナダ北西部に太古の昔から茂る、温帯雨林に生息する幻の白いクマ
「スピリットベア」を探しに、
手付かずの自然や氷河の後退によって
できたフィヨルドの海を、大型ヨットとカヤックで旅します。
第1回目は、この旅の始まりとなった、カナダの玄関口
バンクーバーの街をお送りします。 |
グランビルアイランドの港
市民の足となっているこの小さな船には、
自転車を乗せることができる |
グランビルアイランドからみたバンクーバー市街と
今回の旅人 内田正洋さん |

バンクーバーではヨガがブーム。街にはこんなヨガウエアでヨガマットを背中に掛けた女性も。
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バンクーバー発ヨガウエアの人気ブランドのひとつ
「LOTUS WEAR」
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おなじく人気の「lululemon」。青山にも支店あり。
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グランビルアイランドにあるヨガスタジオ「SEMPERVIVA」
内田さん、SEMPERVIVAでヨガに挑戦!
意外にイケテます
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今回のヨガの先生ケリーさん。
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イテテテテ・・・
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先生と生徒のみなさんにインタビュー |
グランビルアイランドにある地ビール工場 |
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カナダでは日本よりずっと前から地ビールがブーム。
カナダ最初のミニ醸造所で、
製造過程を見学する事も出来る |
各種地ビールの試飲。
さすがカナダ、メイプルシロップビール… 甘いの?
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グランビルアイランドにある地ビール工場。
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バンクーバーといえば周りに海があり、
近くに山がある自然に囲まれた美しい都市。
自然環境を活かしたスポーツ、トレールラン、
フリー
クライミング、キャンプ、シーカヤック…など盛んなため、
街のいたるところにスポーツショップがあります。
ここは、中でも目立つ大型のアウトドアショップ Mountain Equipment Coop(マウンテン・エクイップメント・コープ) |
Mountain Equipment Coop カヤックのコーナー |
MECは書籍も充実。今回の旅の地図も調達。 |
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MEC周辺にはアウトドアショップが集中している。 |
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バンクーバーは自転車サイズの街という事もあり、
マウンテンバイクに乗る人が非常に多い。 |
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いたるところに目に付くのが、地面からニョキっと突き出す、
鉄パイプのオブジェのような物。
これ、「自転車ラック」。
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市の方でも一人しか乗らない自動車の削減を目的に
自転車を奨励。
自転車道も整備されているし、公共機関のバスには
2台分の自転車が乗せられるラックがついている。
さらに街を行き来する船にも、自転車が乗せられるほど。 |
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伝説のカヤックショップ
「Ecomarine Ocean Kayak Center」を訪問。 |
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「Ecomarine Ocean Kayak Center」元オーナー、
ジョンダウト氏が出版したシーカヤックのバイブル本を
日本版に監修したのが、我らが内田正洋さん!
その後、内田さんは日本で初めてのシーカヤックの
マニュアル「シーカヤッカーズ・ハンドブック
北西太平洋版―海を歩くためのマニュアル」
という本を出版。
カヤックに興味のある方、是非ごらんあれ! |
グランビル橋の下にあり、入り江に浮かぶ
マーケットプレイス 「グランビルアイランド」全景。 |
グランビルアイランドは昔の工場地帯を再開発した場所で、
ダウンタウンの南側に位置する。
90軒以上のショップ、40軒を超えるレストランやカフェ、
マーケット、ホテル、映画館、ビール工場などが集まり、
地元の人にも定評の観光スポットになっている。 |
その一角、かつて倉庫だった4000uの建物の中に
農家直送の野菜や果物、焼きたてパン、
サーモンなどの魚介類、スパイスやスープ、パスタ、
自家製チョコレートなどなど…、30以上の専門店が
並び何でもそろっている、バンクーバー市民の台所
「パブリック・マーケット」を覗いてみることに。 |
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グランビルアイランド・パブリックマーケットの風景
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最近バンクーバーで増えてるというベジタリアン・レストラン
“Animals are not for eating” がポリシーのお店
「Fuondation(ファウンデーション)」。
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平日だというのにこの後客足が増え、
店の外にまで並びだした
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赤カブのスープ |
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ハンバーガーも、お肉ではなく、豆腐バーガー!
カレーやシチュー、パスタにチャーハン、
すべて具はお肉ではなく、野菜や果物が中心。
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ナインオクロックガンのあるスタンレーパークから見た
バンクーバー市街の夜景。
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今回バンクーバーでお世話になった
ホテル・コーストプラザホテル&スイーツ。
長期滞在者向けでとても部屋が広く人気のホテル。 |
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いざ、マザーシップカヤッキングの出発地、
バンクーバーからプロペラ機で2時間30分の、
ベラベラの町へ
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インサイドパッセージはこんなふうに島が
たくさんある多島海。瀬戸内海にとても似ている。
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ベラベラへようこそ! |
ヨットに乗り込む前にベラベラのマーケットで
嗜好品の買い出し。おつまみ用にスモークオイスターと
オイルサーディンを手に入れ御満悦の内田さん。 |
ベラベラの港。アイランドローマー号が見える。
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今回乗り込むアイランドローマー号。
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クルーは4名。左から生物学者のロビン、船長のランディ、
副船長でカヤックガイドのゼンダー、クックのケイト。 |
操舵室 |
乗り込んで最初にミーティング。旅のルールと
今回のルート説明を受ける。 |
ヨットの中はこんな感じ。本棚にはインサイドパッセージに
関する書籍や写真集が揃っている。 |
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すべて初日の食事。ケイトの作る料理はとても美味しい。
それだけでも旅が楽しくなる。
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こんな感じで自分の名前が書いてあるカップが
複数用意されている。お客さん同士自己紹介にもなる。
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内田正洋
日本のシーカヤック界第一人者であり、海洋ジャーナリスト。
これまでに台湾〜九州、さらに西表島〜東京湾をシーカヤックで遠征。
シーカヤックだけでなく、82年から10年に渡りパリ・ダカールラリーに
出場。
また、世界四大陸をクルマ、オートバイで横断経験も。
主な著書
「シーカヤッカーズ・ハンドブック 北西太平洋版―海を歩くための
マニュアル」
「シー・カヤッキング・イン・ジャパン」
「BAJA 1000 FOR JAPANESE DESERT RIDER」
「風を超えて―DESERT RIDE」
「実用バイクツーリング専科―すぐ役立つバイク旅行トラの巻」
「Tarzan特別編集 ホクレア号について語ろう」
→ 内田さんによる 『聖なる熊を探し求めた旅記』はこちら
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