周辺地図はコチラ
 
旅人 : FM山陰 益村千代

世界遺産登録直前!徹底解剖、石見銀山
〜温泉津温泉〜

     
 
今回の旅は、今年の夏に世界遺産登録予定の「石見銀山」を徹底解剖するべく、歴史に触れ、人に触れ、
美味しいものを食べ、温泉に浸かってきました。

登録されれば日本で14番目の世界遺跡、アジアでははじめての鉱山遺跡になる「石見銀山遺跡」です。
400ha以上に及ぶその登録予定地域にはたくさん見て欲しい、体験してほしい、触れて欲しいポイントがあります。

な〜んて言っていますが、実は取材前までは「石見銀山」の歴史をちょこっと知っている程度で
今回の登録予定地域の魅力は殆ど知らなかった私です。

でも、1泊2日の取材が終わる頃には、この地域の魅力に強力に魅かれていました。
その魅力をほんの少しでもあなたに伝えたいっ!!☆
感じてしまった途端にあなたは島根県に出掛けてみたくなるはずですっ!


「石見銀山遺跡」とは、「銀鉱石を掘り、銀を取り出していた鉱山」と「鉱山を守る遺跡」、「町並み」、
「銀を運んだ道」そして「銀を積み出した二つの港と港町」からなります。
今回、温泉津と書いて「ゆのつ」と読む温泉街からこの旅はスタートしました。

この地域が登録されると日本で初めて世界遺産登録される温泉街になります。
わずか600mの町並みに旅館はわずか14件の温泉街。石見銀山で銀の採掘が栄えた頃に出来たその町並みは、
国の町並み保存地区にも指定されている場所です。

屋根に映える石州瓦の赤い色、形が時の流れを感じさせました。
静かな佇まいは日頃の喧騒を忘れてホッと落ち着かせてくれる空間です。

この日、私達が泊まった旅館は明治43年創業の「ますや」さん。

建物はもちろんのこと、家具などレトロなものが満載で、旅館の中を歩く時は360度見回しながら歩いていました。
部屋にある家具はもちろんのこと、廊下や天上までも明治時代のもので、タイムスリップしたような感覚になります。

お料理もとっても美味しい!まぁ、なんといっても日本海の海の幸です。
県外からいらっしゃった方はプリプリ新鮮なこの海の幸に舌鼓をうたれることでしょう。

私は瀬戸内海育ちなので、初めて日本海の海の幸を口にした時はとっても驚きました。
お刺身はよく身がしまっていて歯ごたえがあるのに、わらかくて溶けます。何度食べても美味しいです!

そ〜してそしてなんと言ってもお風呂好きの益村が楽しみにしていたのは、「温泉」です。
これが今回の旅の私の密かな目的でもありました。

温泉のお湯にはうるさい私ですが、大満足でしたよ。
「ますや」さんのお湯は薄緑で茶色がかっていてとっても柔らかいお湯でした。入った後もお肌はもちろんすべすべです。
何度自分の肌をさすって喜んだことか。

浴場の壁は全面ひのきで囲まれていて、ひのきのいい香りが私を包みます。
ここのお風呂が気に入ってしまって、旅の1日目は3回(食事前1回、寝る前2回)、2日目は朝4時から朝風呂をしました。
しかも2日目は「元湯」の取材から始まったので、その日の朝は「至福の時」を2回も味わってしまいました。
元湯では50度近い結構熱めのお湯に浸かること10分。体の芯から温まりました。

元湯の番頭のおばあちゃんがとっても元気なかわいい方で、湯上りに外で20分位話し込んでしまったんですが、
これがビックリ!湯冷めしないんです。いつまでも体がポカポカしていて、
朝5時から人が並ぶ程の人気の訳がよ〜く分りました。80歳を越えるおばあちゃんの肌もツルツルでした☆

うらやましい限りっ。
世界遺産の登録に温泉街が入るのはとっても珍しいことのようですが、
町並みを眺め、温泉津の方達と触れ合って皆さんの地域を守る姿や誇りを見ると、
「石見銀山」の魅力だけではなくて、その銀山を支えた地域・地域を愛する人全てが
この土地の価値として評価されたから世界遺産登録候補として挙げられたのだろうと納得しました。

その人々が愛した地域の中心にあった石見銀山とはどんなところなのか、これも魅力の詰まった場所でしたよっ。
どんなところなのかは次回に続く。。。