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旅人 : JFNアナウンサー 井門宗之

実は源泉2位の温泉天国、鹿児島っ!
〜おいは、かごんまにやってきもした!!〜

     
 

3月9日(金)夜
我々YAJIKITA一行を乗せた飛行機は順調に九州上空を飛んでいた。
夜間飛行のため落とされた機内照明。そこにポツンと手元を照らすライトを点けた男が一人。
熱心に資料を読み耽る彼。そう、最近めっきりナレーションだけの男になりつつある、井門宗之である。
久々のレポーター役で浮き足立つ心を抑え、今回の目的地『鹿児島』へと思いを馳せるのであった…。

鹿児島。
桜島、錦江湾、大根、黒豚…名産を考えただけでもテンションが上がるではないか!
井門が鹿児島へ行くのは人生で初めての経験。見た目はよく九州男子に間違われる、純粋培養・道産子:井門。金曜日の早朝生放送を終えた夜だと言うのに、興奮して眠気も飛んでしまっている。
東京に比べたら暖かいんだろうなぁ。薄手を中心に着替えももってきたし、万全だぜ!(親指を立てながら)

アナウンス「当機はまもなく鹿児島空港に着陸します」

東京からの1時間強の空の旅。気付けば夜の9時頃である。手荷物預かり所で井門10年来の旅の友、キャリーバックを引き取り、勇んで外に出た瞬間だった。



さ・(さみ)ぃ…!!鼻水じゅるるる…




なんなのこの寒さ!?節々にクる寒さ。鰹が鰹節になる寒さ(それは無い)
外気温は6℃程度、ぶっちゃけ東京より寒いかもと思ってしまうその日、実は寒気団の影響で特に寒かったのだ。YAJIKITAメンバーには『ミラクル雨男Y武』という豪傑がいるのだが、
まさかこのメンバーの中に、

寒男』がいたなんて!?

注:)「寒男」とは、またの名を「1人寒気団」とも呼ばれ、発言の度に周りを凍りつかせる。
「アイドル破局」のニュースを見ると、「本気で狙えば傷心のあの娘を何とか出来る!」と考えたりする。


寒い男なんて縁起でも無い!よもや自分で無いだろうことを祈りつつ、最終バスに揺られ鹿児島市内へと
入っていった。22時30分頃〜広島カープファン達が集う店で宴会

なぜ??なに?鹿児島ってカープファン多いの?壁にはファンの熱いメッセージ、そして小川もこさんの
直筆サインが書かれていたり。う〜ん、って言うか、もこさん流石っす!
もうね、ラジオっ子にとってみれば、「もこ」と言われたら「小川もこ」さんなわけですよ。
「速水もこみち」ではないわけですよ。あまり言うと怒られるのでこの辺でヤメ。

お店で郷土料理をつまみながら
『Applause!〜週末の主役達へ〜』でもコンビを組む、鹿児島出身のMディレクターと途中退場。

早朝から働く我等にK多プロデューサーが『解放宣言』を出してくれたのだが、二人してその後、地元の有名ラーメン店『和田屋』へ(笑)

10種類以上の味噌をブレンドして作るというここの純味噌ラーメン。ベースは豚骨と鶏ガラのスープなのだが、博多などの豚骨と比べるとさっぱりした喉越し。
サービスで付けられた大根の漬物ですっきりした口の中に、ふわ〜っと広がるスープのコク。

博多の豚骨ラーメンが筋骨逞しい男性なら、鹿児島の豚骨ラーメンは文学系男子??チャーシューの代わりに挽き肉が
散らされ、茹でキャベツの上には焦がしネギというニクい演出!!麺も細麺というワケでは無いので、表面の<旨みの油膜>と
<スープそのもの>を、絡めて絡めて口に運んできてくれる!

むぅ…。旨いのだ。このラーメンを深夜1時30分まで、しかも800円台で楽しませてくれると言うのだから、
鹿児島の方は羨ましい!!

ん?
んん??

…はっ!ラーメンサイトみたいになってる…。

違う違う、YAJIKITAは純然たる旅番組ですから、
ちゃんとテーマがあるのです。

今回鹿児島にやって来た目的はこれ!!



ラーメン天国鹿児島!井門で出汁は取れるかな?




…ハイッ!嘘っ!
ほら、よくYAJIKITA日記で嘘つくぢゃない?イモンったら。
え?あ、ちょっと怒っちゃった?ごめんなさい。ちゃんと説明しますから(フリップを片して、と)。
今回鹿児島にやって来た目的はこれ!!




長渕さんに続け!桜島でLIVE!




すてぃどぅり〜む…。

確実に違いますね。長渕ファンの皆様、申し訳ございませんでした。
すてぃどぅり〜む…。
今度こそ、正しいテーマを。今回、鹿児島にやって来た目的はこれ!!





実は源泉2位の温泉天国、鹿児島っ!

サブテーマは『1日で何箇所の温泉を巡れるかな??』という、なんというか…。

はっきり言って、俺この企画鹿児島に着いてから
知ったんだよなぁ…。
鉄腕ダッ○ュか!?と、思わず突っ込みを入れてしまいたくなりますね。やりおるなY武。

実はこの鹿児島という土地、源泉数およそ2800で日本2位!湧出量も毎分200トンという、北海道、大分に肩を並べる全国屈指の温泉天国なんです。
う〜ん、これは知らなかった!

というわけで、今回は時間の許す限り鹿児島の温泉を
入りまくるわけなんですね!
映像から先に観たという不幸な皆さん、
まだ観ていないという賢明な皆さん(苦笑)
どちらにしても今回のYAJIKITAはレア映像ですよ!って
言うかアレ映像?

むふふ。何と言っても、

()
井門(イモン)


をたっぷりと堪能出来るわけですから!羨ましい…わけない。
お見苦しい部分も多々あるとは思いますが、ちょっくら覗いてくれると有難いにゃと(ポロリも…)。

3月10日(土)ど早朝

YAJIKITAの朝は早い…。冬に逆戻りの鹿児島の風が頬を刺す。ふと時計に目をやると早朝5時。
ね〜む〜い〜よ〜ね〜。いや、しかしそこは久々のレポーターを仰せつかった井門。
若干昨夜のラーメンが、胃のあたりからこみあげてこない事も無いが、いざ出陣なのである!

まず我々が向かった先は市内中心街からほど近い、
新川温泉である。
温泉とは言っても、ここは源泉豊富な鹿児島。
市内のどこを掘っても温泉が出てくると言っても、
過言では無い。ローマで地下鉄を通そうと思ったら遺跡に
当たる!とほぼ同じ感覚だろうか?

なのでこの新川温泉も外観はまるっきり近所の
銭湯スタイルなのだ。と言うか、
銭湯のほとんどは温泉なのだから、銭湯スタイルという
言い方自体、妥当では無いかもしれない。

新川温泉の泉主:和田見真治さんにお話を伺う。

鹿児島の銭湯は一律、入湯料360円!!

前述の通り、どこを掘っても温泉!という土地柄なので、
乱掘を防ぐために300メートルほど間を空けないと温泉が
掘れないという決まりもあるようだ。
そして、土地の方と温泉が近いというのを痛感するのは、
まだ早朝5時半にもなっていないと言うのに、
地元のお客さんがワサワサと集まってくるという所。

やっぱり温泉天国だなぁ、とお話を伺いながら感心してると、




スタッフ『ほら、今日はアレだから。一日で何軒回れるか?だから。



と井門の裸を促す(照)。
この世界に入ってやってみたかった事の上位に
【温泉レポート】と言うのがあったのだが、
夢と現実っちゅうのは違うものですな〜。
だって冷静に考えたら裸になるのは井門だけで、
スタッフ全員服着てるんですもの。裸の井門を囲んで
大浴場に入っていくYAJIKITA一団。

地元の方々、お騒がせしてすみませんでした。
新川温泉は中に3つくらいのお風呂があるのだが、
一番迷惑が掛からない様にと、
奥にある誰も入っていないお風呂にドボンと入ってみる!
冷えた身体に温泉のお湯がじわじわとしみて…

しみて…

しみ…


アッッッチィィィッッ!!!



郷でぇ〜す。

誰も入ってなかった理由が分かったわよ
(愛される理由:郷でぇ〜す)。
ここの湯船は熱めの設定なのね。しかしそれでも笑顔で
肩まで浸かり、笑顔で朝一番の温泉をレポ!

いやぁ、朝風呂なんて贅沢な話ですよ。ただね、熱いの。
ちゃんと温(ぬる)めの温泉から入れば、間違いなく
心地良い温度なんでしょうけど、やはり温泉というのも
入る順番が大事なのですね。

カラスの行水とはまさにこの事!
今回の目的を達成するためには、のんびり温泉に
入っているわけにはいかないのです。
しかも次の温泉では午前中最大の山場が!




…ってまだAM6時前に山場かよ!





もう〜、ほらほら〜、今PCの前から離れようとしたでしょ?
違うサイト覗きに行こうかなとか考えたでしょ?
しばしお待ちを!ここに何故山場があるのかと言うと、午前の一つのテーマが…、



桜島を照らす日の出を見ながら温泉を満喫!


だからなんですね。

新川温泉を後ろ髪引かれる思いで後にしながら、
我々は次なる温泉『新トソ温泉』へ!

ここは新川温泉から車で5分もない場所にある温泉。
でもやはり外観は銭湯の態を示しています。

ここに来てやはり温泉はスゴイなと思ったのは、
外気温が10℃に満たないにも関わらず外でも身体が
冷えないって事。ポッカポカになりながら、
急かすスタッフに言われるがまま、再び「裸・井門」に。

新トソ温泉は塩化物泉質。大浴場に入ると、
目の前には大きな、本っ当に大きな窓ガラスが。

ガラスの向こうには錦江湾―桜島―大隈半島が一望でき、やはりここも地元の常連さん達で大賑わい。

まだ時刻は6時を少し回ったところなのに、すごい事です。
朝日が昇るまでに若干時間もあるので、
ここではスタッフも全員「裸・スタッフ」になり、
地元の方と語らいながら温泉へ。

ザバ〜。

温泉に肩まで浸かると、みな思わず『あぁ〜〜』と声を漏らしてしまいます。
この瞬間が一番気持ち良いんですよね。今日の取材が上手くいく事を願いながら、朝日を待ちます。
ホテルを出た頃は薄曇だった空模様も、YAJIKITA一行を歓迎してくれているのでしょうか、
桜島の頂上付近の雲がどんどん晴れていきます。

スタッフ『今日は良い朝日が拝めるかもしれないね!』
井『本当だね〜。朝日を見ながら温泉なんて、なんて贅沢な!』

ふとお湯に顔を浸けていると、湯船に色が差してきます。
ゆっくりゆっくりと陽の差す桜島。
薄紫から橙色、そして朝靄の中にくっきりと、朝日の
輪郭が現れたとき、思わず溜め息が出てしまいます。

温泉から立ち昇る湯気、そして朝靄にかすむ桜島の朝日。
その空間に包まれながら、朝日に向かって手を合わす、
沢山の地元の方々。

でもね、その気持ちがとても良く分かるんです。
人間の力ではどうしようも無い、果てしない神々しさを
目の当たりにした時、人は自然と手を合わせてしまう
ものなのかもしれません。かく言う井門も、旅の無事を
祈りながら桜島の朝日に手を合わせていました。

というわけで、お腹一杯の食事を終えた頃には皆、ねむねむ…。エミネム。
Zzz…。
いやいや、イカン!イカンよぅ!

温泉入って、旨いもの食って、眠くなっている、
な〜んて言ったら、間違いなく拝んだ朝日からバツを 受けそうです。桜島ドロップキックを受けます(そんな技無い)。
一行は眠たい目をこすりながら、一度宿へと戻り態勢を
整え、ついに桜島へ〜!!
フェリーに揺られわずか15分、錦江湾の海風を気持ち良く
浴びながら桜島へと上陸なのである。

桜島は鹿児島市街の対岸4qの錦江湾に浮かぶ
活火山で、大正3年(1914年)の大噴火で大隅半島と
陸続きになった場所である。そしてこの地は
2004年8月21日に、あの長渕剛さんが7万5000人を
熱狂の渦へと巻き込んだ、伝説の「桜島ALL NIGHT CONCERT」を開いたファンにとっては聖地!!

我等がYAJIKITA一味のカメラマンKゴ氏も、
熱狂的な長渕フリーク。
桜島に着いた瞬間からすでにうるさい(笑)

Kゴ氏(以下K)『うぉぉぉぉぉ!!! ここがあの
ライブ会場かぁ!!』

K『♪死んじまいたぁ〜い、ほっどぉの〜、
くるてぃみっかなてぃみぃ〜っ♪』

K『♪春の〜風がぁ〜表通りぃおを〜♪』

K『♪人恋しくてぇ〜誰かにぃ〜♪』

K『♪固ぁい絆にぃっ〜♪』



スタッフ全員『うるさいっ!!!



いや、興奮する気持ちは物凄く分かるんですけど、Kゴ氏歌声が汚いんですもの…。
いつもならKゴ氏のみが盛り上るんですが、今回の旅にはもう一人Kゴ氏に同調出来る男がいたのだ!!
それが鹿児島出身のMディレクター。

K『♪すてぃ、すてぃ、どぅりぃ〜む♪』
M『♪そぉ、すてぃ、すてぇ〜い、どぅりぃ〜む♪』

K『おっ!M良いねぇ〜!分かってるねぇ〜。
ぢゃ、もう一回行こか!』

K『♪すてぃ、すてぃ、どぅりぃ〜む♪』
M『♪そぉ、すてぃ、すてぇ〜い、どぅりぃ〜む♪』
K『♪すてぃ、すてぃ、どぅりぃ〜む♪』
K&M『(囁き声で)すてぃどぅりぃ〜む…』


スタッフ全員『うるさいっ!!!




とまぁ、こんな感じで、このおバカ二人は鹿児島滞在中の車内、果てしなく歌い続けたのでした。

彼らはさておき、車は次の目的地、海辺の龍神露天風呂がある『古里温泉』へ。
ここはまさに海辺にあり、神木赤禿の木に、龍神観世音菩薩、弁財天、16童子が祀られ、男女混浴のため、
浴衣を着て入泉するという由緒正しき温泉なのだ。ここはもう皆さんに是非体験してもらいたい!

オーシャンビューという言葉はよく聞く言葉だが、
露天風呂の目の前が雄大な錦江湾。
しかも肩まで浸かると、目線と同じ高さで海が
広がるのである。湧き出す自然の恵みを足元に感じながら、
ふんわり薫る錦江湾からの潮風の匂い。
天気は若干悪く雨がパラついていたのだが、
その雨粒がむしろ気持ち良い。

寒さに震えるスタッフから、ここにきてタラちゃんばりのクレームが飛び出す(笑) ス『イモンだけ良いよにゃあ〜…』

ちなみにスタッフ平均年齢は30代前半…。 この絶好の
ロケーションとあまりにも気持ち良さそうに入る井門の姿に
スタッフが幼児退行してしまったのかもしれない。

由緒正しきと書きましたが、その起源は天平宝字時代(A.D.758〜764)頃とされ、名湯としては宝暦5年(A.D.1755)4月8日に発見。

かくにもその日は釈迦の誕生日と
同日であったことから、"仏の湯”として人々に
親しまれてきたという。

何かのご加護を信じながら、3つ目の温泉をクリアし、
続いて我等を待っているのは『妙見温泉』!



お世話になったのは『妙見温泉 味の宿 どさんこ


ん?何故に鹿児島に『どさんこ』?若干不思議な気分に
苛まれながら、宿に入っていく。

井『お邪魔しま〜す。』
『ホ〜ホ〜、ホ〜ホ〜。』

ドキッッ!!!なぜここでフクロウの鳴き声が??
そして壁を見ると北海道観光名所のポスターが!?
センス良く置かれた小物も、全てが北海道のものばかり…。
一同首を傾げていると、こちらの只野公康さんが現れた。




只野『あっ、ボク北海道出身なんですよ。』




ですよね〜?で〜す〜よ〜ね〜?だって部屋の名前が
【ふらの】とか【摩周】とかですもの。

なんでも只野さん、北海道からこの妙見温泉に来た時に、すっかり妙見温泉の魅力にハマってしまったんだとか。

でもその気持ち凄く良く分かります。
同郷の井門だからこそ、なおさらです(苦笑)

目の前には、天孫降臨伝説のある天降川(あもりがわ)
雄大な自然に囲まれた中で入る素晴らしい泉質の温泉。
ここで体験する温泉は…




五右衛門風呂



そうです。釜風呂なんです。カマ風呂なのよ。そうなのよ!
丁度家族風呂的広さのお風呂があるんですけど、
その中の一つにカマ風呂があるの。

ちょっとしたテラスの雰囲気を持つ場所に設置された
1人用のカマ風呂は、もう最っ高に気持ち良くて、
あたしったら妙にはしゃいぢゃって、嫌だわ、
もう年甲斐も無くウキウキしちゃったわけ。

火照った身体に風が心地良くって、もう全てのバランスが
最上級なの…estを付けたくなっちゃうのよ♪

私のあらわな姿が見たい人は動画を
チェックしてみるべし!!うふ。

ち・ちょっと…取り乱しました…。すみません。
さぁ、この妙見温泉でのお楽しみ、実はもう一つあったのです!それが…



幻の駅弁


実は妙見温泉のすぐ近くに104年という歴史のある
<嘉例川駅舎>があるんですね。

で、ここには1日30食・土日限定の幻の駅弁があるんです。その名も【100年の旅物語 かれい川】。

【どさんこ】の只野さんに用意していただいた
この幻の駅弁を、YAJIKITA一味は超ラッキーなことに
いただける運びとなりました。

ドキドキしながら駅弁のフタを開けてみると…、
大振りの椎茸とタケノコが載る炊き込みご飯の、
繊細かつ芳醇な味わい!地元のサツマイモを使った
揚げ物:郷土料理・ガネ、他にも驚く程味わい深い
おかずが、竹皮製の器に包まれている。

地元の方の完全手作りなため、どこか懐かしくもあり、
とても優しい味付けなのだ。
一口、一口、ゆっくりと口に運びながら、鹿児島の味を
噛み締める。むぅぅ。とにかく、旨い!

地元の方でもなかなか口にする事の出来ない極上の味を、YAJIKITA一味全員が堪能し、しかも【どさんこ】の
只野さんの計らいで、何とカニ汁まで
サービスしてもらうという至福の時間!!

この後実際に嘉例川駅舎を取材し、初午祭のリハーサルや、嘉例川駅に停まるレトロな特急列車「はやとの風」に盛り上がり、気分高揚のまま最後の温泉【たぬき湯】へGO!

この【たぬき湯】は鹿児島中心街からも車で
15分程度という立地の良さ。
パッと見、スーパー銭湯という感じなのだが、
ここも勿論、一律入湯料適用の銭湯。沢山のお風呂や
サウナが楽しめて、360円なのだから驚きだ。

5つ目の温泉だったが、身体の調子はむしろ最高潮!
ズバズバ入ってやるさーという意気込みで、入湯!!
もう中が広い広い。露天有り、サウナ有り、
そして何と言っても地元の方々で溢れかえっている。

取材中も地元のお爺ちゃんに沢山話しかけられたり、
話しかけたり。毎日この【たぬき湯】に来ている方、
たまに来るんだけどそこで知り合う方との話しが楽しくて、
つい2時間も浴場にいるという方、
温泉の楽しみは人それぞれなのだ。

今回1日で5つの温泉を堪能する事が出来た。無理すりゃもっと入る事は出来たのだろうが、
これくらいの速度が、きっと鹿児島には丁度良いのだろう。「温泉の感想は?」と聞かれれば、「気持ちよかったよ」とだけしか
言えない。それはそうだ。温泉を最上級に褒める言葉はそれで十分ではないかと思う。
では「鹿児島の感想は?」と聞かれれば、こう答える。

『鹿児島は気持ちが良い。』と。

裸の付き合いから生まれる、何気ない鹿児島の方の気質の良さ。
言葉の端々に、それでもほの見える、他人を気遣う心地よさ。
温泉だけの事では、勿論無い。

ゆったりとした時間の流れ。空気、いや空気感。

桜島の朝陽に手を合わせる地元の方を思い浮かべた時、
『この風景がずっと続きますように』と思わず目を閉じた自分がいた。

鹿児島は、気持ちが良い。