普天間かおり

普天間かおり 春の飛騨高山を歩く

     
 

ゴールデンウィークを間近に控えた頃、東京では桜もすっかり咲き終えていましたが、高山は雲ひとつない青空の下、淡いピンクの桜が満開の姿で私たちを出迎えてくれました。

もうそれだけで、来て良かったと思えるほど。まだ雪が残っている場所もあって、ビックリ!!

“飛騨高山”と聞いて思い浮かべたのは、サンペンスドラマ。
「奥飛騨・湯けむり殺人事件・鉄道グルメ記者が謎を解く!からくりの裏にどんなカラクリが?!」
発想の貧困さに、泣けてきますね。

◆高山祭 屋台

恥ずかしながら、高山祭がこんなに盛大だなんて今まで知りませんでした。

屋台の装飾や色使いが沖縄の首里城にとても似ていて、妙に親近感を覚えました。
この祭りに代表されるように、高山は京都と江戸の文化を取り入れながら、独自の文化にしているものが多いそうです。そういうところも、沖縄に似ています。チャンプルー(混ぜ合わせる)文化ですね。おもしろいな。

からくりを操る”からくり師”にお話を伺ったときのこと、

「今回、ダメなところもあったな。来年のからくり、見て下さい。」

と言われました。私のように、その存在を今まで知らなくて、この先いつまた訪れるのかわからない、そんな人もいるかもしれません。なのに、このからくり師の方々にとっては、ずっと受け継がれてきた伝統であり、終わりなく続いてゆくもの、なのです。嗚呼、ロマンだわ。ロマンと生きてゆく人って、すてきです。

◆奥飛騨・平湯温泉 岡田旅館で食べた飛騨牛と岩魚の骨酒

忘れられないのが、”飛騨牛”です!!

さしみに、たたきに、ステーキに、すきやき。もしかしたら一生分を一気に頂いたかも。超最高級おいしかったです。肉のうまみ、やわらかさ、セレブ感、満喫しました。

友達に自慢したい味。(すでに自慢済み。)

そして、地酒。今回の旅で頂いた、いくつかの銘柄の中でおすすめします。
手堅く行きたい方には「鬼ころし」、個性派のあなたには「久寿玉」「白真弓」、私はやっぱり「山車(さんしゃ)」ですね。ほのかな香りに飲み口もやわらかく、クイクイと何杯でも飲んでしまいそう。

続きはまた来週。。。 

普天間かおり



高山の古い町並み(上三之町、上二之町)



宮川朝市
◆普天間かおり 飛騨の匠に出逢う!

高山祭の次の日、2日目は飛騨の匠・職人さんたちにお話を伺いました。

個人的なことですが、実のところ、どちらかというと”ひきこもり系”な私。人見知り、話すのが苦手です。(と、思ってます。)
近所のクリーニング屋さんに行くにも、2時間位うだうだやってます。

そういう奴がインタビューするのですから、これは大仕事。加えて、職人さんでしょ?!肩、張ってました。

でも、皆さん一言二言尋ねるうちに、優しい笑顔がこぼれたり、オンステージばりに話が止まらなくなる方がいたり。次第に和やかな感じになるのがうれしかったです。


◆一位一刀彫

職人さんの何がスゴイかって、その手で形を生み出すってこと。

一位一刀彫の観音様、穏やかなその表情が印象的でした。
一針一針、何時間も何日もかけて縫い上げていく刺し子、心までぬくもりが伝わってくる感じ。
人間がこつこつと丹精込めてつくるものは、やっぱり暖かいし、細やかだし、素晴らしいですね。日本には、まだまだそんな”宝物”がたくさんあるんでしょうね。

これからの旅が楽しみで仕方ありません。

最後に、飛騨のミステリー。
高山のとある蕎麦屋さんの扉には、「半自動」の札が・・・これって???

この謎を解けるのは・・・あなた、かもしれません。