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北海道釧路湿原で野鳥観察!!

 
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去年の12月、今年の3月に続いてまたまた釧路。しかし前回は真冬だ。夏の釧路は7-8年ぶりだ。

「ウォーーー!まじで?」

一日で釧路野鳥観察。そりゃ-時間足りねぇ〜だろ!!!

朝5時に起床。
移動中はもち寝る(笑) 
6時にトウロ湖に到着。
ネイチャーボートで川下りだ。

川下りと言えば、カヌーとか想像して、波やら水がザブンザブンでそんなんで野鳥見れるのかいな?かなり心配。

野鳥と言えば早朝だぜ〜〜〜!!!その大事な時間に川下り。。。。オイオイ。。

しかし、全てのオレの不安と心配は
すぐさまかき消されたのだ。

ネイチャーボ-トのル-トは、
トウロ湖〜アレキナイ川〜釧路川

およそ2時間のロングコ-スだ。

何度もガイドさんや作家さんにだいじょうぶなんですか?と確認した(笑)

川の流れはめちゃめちゃ緩やかだ。
波一つない感じ!!!

本当に音もなくボ-トは流れに任せてゆったりと進んで行く。
ここらで今回同行して案内してくれたガイドさんを紹介しましょう。

現地でかれこれ7年ガイドをしているクラサキさん、通称クラちゃんとガイド実習生のナオちゃん。

クラちゃんは元気でまじめで人いいお兄さん。かなり人なつっこい。ナイちゃんについてはまた後で。

                                     → 屈斜路ガイドステーション わっか HP


で、、ネイチャーボ-ト。

湖畔ではアオサギが元気にエサとりをしている。

あ〜〜夏の北海道だな〜〜!!

ぼくの住む関東でもアオサギはいるが、ツルに似た大きなサギの仲間なので窮屈そうだ。ココ北海道なら広い環境にノビノビ暮らしてるように見える。

岸辺の草原や潅木ではセンダイムシクイ。コヨシキリなどの小鳥たちが大合唱している。どの方角からもそれは聞こえてくる。
とぎれることないさえずりの中。ボ-トは進んでいる。

ゆったり、川の流れに任せてとさっき書いたが、実は一番後ろにいるクラちゃんが何気なくオ-ルで漕いでたりする。スタッフも含め総勢7名のボ-トをクラチャんは漕いでるんで涼しそうな顔をして実は大変だったりして。。。。

オジロワシが少し離れた枯れ木に止まっている。

「オ〜〜〜〜!!」

と感激していると、目の前にも止まっていて、こちらを見てる。ボ-トの進む方向へ顔を動かすオジロワシ。
興味津々なのか??そうゆうとこまでわかるくらいとにかく至近距離だ。
その距離5-6m近すぎる。
大迫力だ。しかしボ-トは進んで行きオジロワシは遠去かっていく。

そうやって大自然にちょこっとおじゃまするくらいがいい。
ボ-トでバ-ドウォッチング!!やけに新鮮だ。



ベニマシコ
その後もベニマシコ、オオジュリンなど北海道を代表する夏の小鳥たちの声が次々と聞こえて来る。
時折水上に伸びた潅木や草に止まって姿を見せてくれるんだ。

トウロ湖から狭くて細いアレキナイ川へ入った。

少しして横に線路が見えるあたりでタンチョウが水辺でエサをとっていた。
タンチョウはこちらに驚いてみずから草原へ走っていった。
クラちゃんは

「タンチョウがこのコ-スで見られるのは超レアです」

と言ってる。

まったくもってオレの当初の不安は間違いだらけだ。
♪鳥くんまだまだ勉強が足りない。


タンチョウ
そう、、前日の夜久代に到着したときは大雨。

「こりゃ〜〜明日は、、、、」

天気予報も 降水確率80%。。。
トホホなはずだった。

ところが、朝はなんとか曇り空でもちこたえてる感じ。一同ホっとしていた。前日の大雨のおかげで我慢してた小鳥たちの大合唱やちゃんとエサをとれなかったタンチョウなどが姿を見せてくれてるのかもしれないな。。。

タンチョウに続いてエゾシカ、ミンクなどの動物も出現。
ミンクは岸辺を走り回り、オレたちのことを少し追い掛けて来た。
ミンクは外来種で小鳥のヒナや魚を食べる。
生態系に影響があるかもしれない。しかしミンクはやたらかわいかった。

そこらへんからカワセミの声が聞こえた。
「あっ」と思ったらその後何度もカワセミは目の前を飛び回り、枝から川へダ
イビングして小魚をつかまえたりと、大サービスをしてくれた。


エゾシカ
まだまだ大合唱も続いてる。

岸辺が草原から林に変わり、ヒガラやアオジなどが中心となって鳴いている。それでもどこからともなくコヨシキリや
オオジュリンなどの草原の野鳥の声が聞こえる。

BGMが少しずつ変わって行く感じ。CDやMDじゃそうは行かない。これが自然ならではの最高のBGMだ。
ここまで野鳥が出現するたびにそれぞれの種類についてぼくは説明していたが、話そうとしなくても次々に聞こえるさえずりと
様々な野鳥の出現でまさに「素」になって知らないうちに収録が進んでる感じだ。

さすが北海道、釧路湿原。自然の豊かさがハンパねえ!!

クラちゃんも慣れた調子で釧路の自然について説明してくれる。


アオジ
途中盛り上がったのはナオちゃんのアオバトの鳴きマネ。相当そっくりだ。オレも手ほどきを受けて早速練習。
思ったより音が出た。しかし不安定。こりゃあ楽しい
指笛の一種みたいな感じ。今後練習予定!

それから聞きなしで盛り上がった。

聞きなしとは鳥の声を人間が使う言葉に置き換えたものだ。有名なところで言えば「方法華経」
ウグイスがホ〜〜ホケキョってやつだ。

ナオちゃんがアオジのさえづりを

「私、今日忙しいから無理なんだ」
(あってる わからないけど)

みたく言ったので一同爆笑。アオジは

「チリィ、、チ-チョイゾリリリ」

みたいにきれいな声で鳴く。
聞きなしは楽しければなんでもいい感じになり、オレも

「えっ?まじで?無理なんだがっくし」

とか切り返し、ナオちゃんのおかげで野鳥の声で遊ぶことができて楽しかった。

ヒガラはナオちゃんは

「突き指、、突き指、、」

オレは

「チョリソー、チョリソ-、、」

と聞こえるともりあがった。
オレの方が似てる(笑)どっちでもいいんだけどね。

実際ヒガラやアオジが鳴いてる。アオバトも遠くから聞こえる。こうゆうところも北海道の大自然を感じる。

ガイドの2人もぼくも必要以上に大きい声でなく自然の中ではどのくらいの声で話せばいいかわかってる。暗黙のル-ルみたいに動物や野鳥を必要以上に驚かさないボリュームで盛り上がるんだ。
ラジオの収録なのでスタッフが静かなのもいい(笑)

野鳥は他にマガモの親子、ツツドリ、カッコウと役者はせいぞろい!!!いつしか釧路川へ入り、終点が近付く頃には2時間のロングコ-スが少し短く感じた。このままユラユラボ-トで、、、

ボートに乗ったら、途中下車はできない。広い大自然に包まれながら、狭いボ-トで2時間過ごせば、自然に打ち解ける。

ネイチャ-ボ-トのすばらしさを知った。

緩やかで野鳥の多い釧路川ならではなんだろうけど。
同じボ-トで同じ時間同じ野鳥を見て、進んで行くので乗っている間は全て同じ体験をわかちあえる。

超充実時間だった。

しかも満喫したのにまだ朝の9時だった。。。
すごいぜいたくだ。
次はネイチャーセンターの木道コ-スへ移動。車で一時間。やっぱり爆睡!

ネイチャーセンターへ到着した10時頃にはエゾハルゼミが鳴き出してた。野鳥の声は少し聞こえなくなる。
それでも温根内の木道ではベニマシコ、ノビタキなどが大サービスしてくれた。

ベニマシコは全身ピンク〜赤の小鳥でかわいくてきれいだ。
初めてベニマシコを見たスタッフも感嘆の声をあげていた。

エゾムシクイも鳴いてる。こんなに野鳥がいて、こんなに大合唱。日本ではもうこうゆう場所が少なくなってる。

「10年前はもっとすごかった!」

そうゆう声があるかもしれない。それでも今も凄いんだ。
今すばらしいものはもう手を加えないで

「もっとよくしよう!」

なんて人間の考えはだいたい失敗か間違いだと実感する。
釧路湿原はこのままがいい。すばらしい。
そのためにできることだけをかんがえればいい。

そんなふうに思った。




ノビタキ

木道を一周してネイチャ-センターに戻った。クラチャんとナオちゃんと別れを惜しんだ。
すっかり仲良くなった頃バイバイだ。お互いずっと手をふっていた。

ココ最近がむしゃらに野鳥を見ていた♪鳥くんにとってとてもフレッシュなのんびりバードウォッチング。

もうバ-ドウォッチングなんて言葉はいらないかもしれない。
自然に野鳥の声が耳に入って来る。
姿が見える。

結局この日43種類もの野鳥に出会えた。人との出会いもすばらしかった。1日がこんなに充実するのもすばらしい。

また来るよ!と思いながら釧路を後にした。


                                   05/06/26 帰りの飛行機の中で
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                                             協力:屈斜路ガイドステーション わっか
 
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