FM徳島 みかわかよ

徳島県美馬市 うだつの町並みと和傘に出会う旅

HOME>徳島1>
     
 
徳島県の西北部、美馬市を訪ねました。

ここには、「伝統と清流」があるらしい・・・。

四国一の清流といわれる、穴吹川。水に手を入れてみると、ひやっとして気持ちいい!
浅瀬で、10m位の竿を操る釣り人発見!アユ釣りシーズンなんですね。

「釣れてますかあ〜?」

「見えとんやけど・・・釣れんわぁ〜」


◆美馬の「和傘」

美馬は昔から、和傘の生産が盛んな地域でした。

最盛期には、傘の糊を乾かすために、所狭しと傘の花が開いていたとのことですが、現在はたった2軒が残っています。

夫婦で和傘を作り続けてきた、三好アヤノさん(76歳)。

慣れた手つきで傘の骨を広げ、糸を通していかれます。

「日本舞踊される方に喜んでもらいよんよ」

竹と和紙で1本1本手作り。
手にとってみると、和傘に込められた愛情を感じることができました。

◆美馬市脇町、「うだつの町並み」

美馬市脇町、「うだつの町並み」

かつて阿波藍の流通で栄えた商家の町並みで、漆喰壁に本かわら屋根の建物が軒を連ねています。隣の家との境の二階に、小屋根付きの火よけ壁「うだつ(卯建)」を建てる(上げる)のが、富の象徴でもありました。

“うだつがあがらない”の語源は、ここからなんですね。

途中、うだつの町並みを描く人々に出逢いました。

香川県からやってきた写生グループの皆さん。
思い思いの場所に腰掛け、キャンバスに向かいます。

「瓦の微妙な色をだすのが難しいですね」

「うだつの細かい部分を書き込むところです」

どこをとっても、絵になる町なのです!

◆脇町劇場「オデオン座」

うだつの町並みを抜けると、川を挟んで小さめの劇場が見えてきます。

脇町劇場・別名「オデオン座」。

昭和初期に芝居小屋として建てられ、戦後には映画館となり、住民の憩いの場として親しまれてきましたが、建物の老朽化が進んだため1995年に閉館し、取り壊される予定になっていました。

しかし、「寅さん」シリーズの山田洋次監督が西田敏行さん主演の映画「虹をつかむ男」をここで撮影したことがきっかけで、劇場の文化的価値が見直され、復元されたのです。
映画に登場した「オデオン座」という赤いネオンはそのまま愛称になりました。

舞台の上には、大きな丸い繰り抜きがありました。“周り舞台”です。
歌舞伎などで使われるそうですね。

2階の桟敷席。柵は低く、あまりエキサイトすると下に落ちてしまいそう・・・。
少し高い目線で眺める舞台は、また格別!

美馬市の人々の、伝統を大切に残していきたいという気持ちと
旅人を暖かく迎えてくれる心に大感動!!
徳島の大河・吉野川と四国一の清流・穴吹川のように
清らかですがすがしい気持ちになれた一日でした。

 
HOME>徳島1>