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旅人 内田正洋&第3次瀬戸内海カヤック横断隊 撮影/中村隆之

瀬戸内海 シーカヤック横断隊!〜第3回〜

〜香川県小豆島→山口県祝島まで300kmを1週間で渡るシーカヤックの旅〜
     
 

シーカヤック横断隊のルートです。(※詳細地図はルートをクリック!!
−横断隊 4日目−
 


4日目の朝 この日から鳥取の大学生 
藤井くんが参加(前列一番左)
リーダーはスピードスター 木村先生(ちょっと遅刻)
13名 11艇の横断隊が出発します


この日の航路を海図でチェック


朝 太陽が昇ると共に海から蒸気が・・・



4日目のリーダー 木村先生


4ノット(時速8km弱)の速度で行く横断隊








べた凪 湖のような海に心が和みます→


浜で拾った水牛の角に御満悦のスピードスター木村先生。
このあとカヤックに取り付けて一緒に航海。
お昼はみんな行動食で済ます。

内田さんの行動食はメザシ。
みかん。
コーラ。
コンデンスミルク。
マヨネーズちゅーちゅー。


その他、横断隊の行動食はコチラ
その他のシーカヤックの写真もコチラから
ご覧いただけます!!



4日目は1:30頃キャンプ地へ上陸。

広島県上蒲刈島 「県民の浜」B&G海洋センター。

ここは初心者でもシーカヤックが楽しめる、ホテル、温泉、スポーツ施設なども揃うリゾート地。


天気がいいので、思いっきり濡れた服を乾かします


そこへ陸上班 車で大三島から移動してきた
松っちゃんが広島のカキを差し入れ!


カキをさばく 白石島の原田さん


カキのスープまで飲み干す 
プロサーファーの佐久間洋之介くん


村上水軍紹介のお客さんで、シーカヤック経験
3回目にして横断隊初参加の中永ちゃん 
今日の夕飯はインスタントの親子丼とお味噌汁&切干大根



男5人 海に向かってカッコイイ〜! 

何やってるの?
広島の高校教師 木村先生の荷物チェック!

木村先生は、奄美 琵琶湖 対馬などをよく遠征し、
シーカヤックマラソンでは常に上位という、スピードスター。

そんな木村先生、実は“人一倍荷物が多い”ことでも
有名で、一番かさばるのがこれ、簡易ベッド。

このベッドをテントの中に入れて下に荷物などを
入れるのが先生流。




木村先生 今回から土鍋も必需品に。そして行動食用に
ご飯の残りを入れる為のタッパ。
このご飯を握って海水につければ“塩おにぎり”に!


それらをすべて乗せられるのがカヤック!
でもやっぱり木村先生、多くないですか〜?


5日目の朝 空から御光が差す


鏡のような 穏やかな海 ここは天国?


西風が強くなりなかなか前に進めない横断隊


風待ち 潮待ちをしながら作戦会議


下げ潮に乗って一気に南へ いよいよ山口県へ!



3:30になってもこの日のキャンプ地決まらず
ただ前へ進む


5日目は、瀬戸内海で淡路島、小豆島に次ぎ3番目に
大きい島、山口県周防大島に上陸。
油宇の西 貸し別荘前の浜でキャンプ
焚き火は心も体も温まります。


横断隊が4日目に上陸した島 大三島を散策することに。
訪れたのは、【大山祗(おおやまずみ)神社】。
海、山、農業の神様がいる神社で
この日もしまなみ海道を渡ってお参りに来る人に
たくさん出会った。


参道を抜けると、樹齢2600年の楠木がそこに鎮座していた



こちらが本堂 屋根が美しい・・・
横断隊の 航海の安全を祈願します


この日は明日にお祭りが控えていた為、
石臼で餅つきをしていた


海上自衛隊は年に何度も 
大山祗神社にお参りにくるとのこと。


大山祗神社でお参りに来た海上自衛隊の
学生20名ほどとすれ違った。
港に行ってみると・・・ 海上自衛艦が!!


4日目にキャンプした上蒲刈島から車で橋を渡り、
下蒲刈島へ
向かったのは、朝鮮通信史の資料館
【松涛園(しょうとうえん)】。


【松涛園】
ここ下蒲刈は、江戸時代 朝鮮通信使がよく立ち寄ったところで日本で唯一の朝鮮通信使単独の資料館として、
資料も充実している。

朝鮮通信使とは、江戸時代 朝鮮の国王から幕府に派遣された使節団で今の釜山〜大阪〜江戸と渡っている。
資料によると、当時大阪までの海路として使われていたのが“瀬戸内海”で、下関〜上関〜下蒲刈〜鞆の浦〜牛窓〜
室津〜大阪と停泊しながら、7日間かけて瀬戸内海を渡っていた。

この話を聞いて 陸上班は鳥肌が立った。まさにシーカヤック横断隊と同じではないか!?“7日間”で渡る。
しかも、停泊するところまで 鞆の浦、蒲刈、上関 とかぶっている!

これは偶然ではない。

潮待ち・風待ちをしながら瀬戸内海を渡れる距離は、今も昔も、そして100人ほどを乗せた大きな船でも、1人か2人乗りの
小さな手漕ぎ舟でも変わらない!ということである!!

ただし違うところがあった。
この日も風の中を西へ進む横断隊に対し、朝鮮通信使は風が吹くと停泊地から出なかったそうだ。
横断隊、カッコよすぎではありませんか
[写真/中村隆之]
横断隊隊長 内田正洋
 
日本のシーカヤック界第一人者であり、海洋ジャーナリスト。
これまでに台湾〜九州、さらに西表島〜東京湾をシーカヤックで遠征。
シーカヤックだけでなく、82年から10年に渡りパリ・ダカールラリーに
出場。
また、世界四大陸をクルマ、オートバイで横断経験も。

主な著書
「シーカヤッカーズ・ハンドブック 北西太平洋版―海を歩くための
マニュアル」
「シー・カヤッキング・イン・ジャパン」
「BAJA 1000 FOR JAPANESE DESERT RIDER」
「風を超えて―DESERT RIDE」
「実用バイクツーリング専科―すぐ役立つバイク旅行トラの巻」
「Tarzan特別編集 ホクレア号について語ろう」

   週末は「YAJIKITA on the road」!放送日時はコチラから


 動画はコチラから

  尚、この横断隊の模様は2006年1月18日発売 
  雑誌「Tarzan」458号でもご覧いただけます。
  http://tarzan.magazine.co.jp/