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旅人 内田正洋  撮影/中村隆之

カナダ ブリティッシュ・コロンビア州の旅

『マザーシップカヤッキング&
            スピリットベアを探せ!』B
    
〜カナダ沿岸水路に住む先住民、シムシャン族に出会う!〜

 
4回シリーズでお送りする、雑誌「Tarzan」との海外共同企画!

カナダ ブリティッシュ・コロンビア州
『マザーシップカヤッキング&スピリットベアを探せ!!』の旅

全長およそ20mの帆船「アイランドローマー号」を母船に、
カナダ北西沿岸に広がるフィヨルドの海を移動。このエリアは無数の島が
続く多島海。その中でも、手付かずの温帯雨林が残る、
プリンセスロイヤル島付近にだけに生息すると言われる、幻の白いクマ
「スピリットベア」を求めて北上します。

今回は旅の途中、プリンセスロイヤル島近くに住む先住民 
シムシャン族の村を訪れ、彼らの文化に触れ、
そして我ら日本人の祖先とを結ぶ「黒潮伝説」に迫ります。


「レインフォレスト」と呼ばれる、
雨が多いこのエリアでの旅も、後半になり少し太陽が
出てきた! 太陽の有りがたさがわかる瞬間


風を受け、今日もアイランドローマー号は走ります!


クジラ、トド、イルカ、クマなどが生息するこのエリア
この旅に双眼鏡は欠かせない
覗いているのは、Tarzan編集部 遠藤さん


多島海の沿岸水路は、鏡のように穏やか


氷河に削られたあとが残る山。
フィヨルドはここに海水が入って出来たもの。


移り変わる船上からの風景も旅の楽しみ。
前方から轟音が聞こえて来ると思ったら・・・滝出現。
カナダのこのあたりは「温帯雨林」と呼ばれる
雨の多い場所である。
直接海に流れ落ちる豪快な滝も数多く
「滝マニア」には堪らない場所。


アイランドローマー号が滝の至近距離を通過。
マイナスイオンを全身に浴びる。


スゴイ迫力の滝。
これだけ大きいとオナカに響いてきます。
BC州沿岸には、海面から高さ5mほど上のところに、先住民が書いたと思われるピクトグラフ(絵文字)があります。
潮の満ち引きで海面が上昇したときに書かれたのでは、とのこと。
人間のカタチをしているものや、部族のマークなどが見えます。
この岩絵の近くには神聖な場所があったりもします。

プリンセスロイヤル島の北の沿岸に住む、先住民シムシャン族の村、ハートリーベイに到着!
ここは陸路はなく、アクセスはボートか水上飛行機しかない。


ハートリーベイを漕ぐ内田さん。どことなく瀬戸内海の風景に似ています。


アイランドローマー号を下りてハートリーベイを歩く。
木の建物が彼らのロングハウス(集会所)。


ハートリーベイの村長 ダニー・デインズさん62歳。
    島に古くから伝わる伝説なども伺いました。


ロングハウスに入ると、歌と踊りで僕たちを迎えてくれた。
 日本の家屋に似ている。
真ん中には土間のようなものが…


この村では先祖からの伝統を残すため、
これらのダンスや歌、そして失われつつある先住民の
言葉も学校で教え、昔と比べて文化も取り戻しつつある


銛を持った男の子達による勇敢なダンス。


女の子達によるパドルダンス。


内田さんと取材クルーも
クラン(家系)を紹介する始まりのダンスに参加。


みんな自分たちのクラン(=家系)の模様(=日本で言う
家紋)が入ったマントを羽織っている。
その家系は、お母さんの家系を子供が引き継ぐ


光るボタンは、あわびの貝殻から作る
    13歳〜15歳になると、このマントを作って身にまとう
家系を表す歌。自分達が元々どこから来たのか 
というのを象徴している歌なので、みんな誇りをもって
歌ったり踊ったりしている。
この村では、シャチ、狼、イーグル、
レーバン(ワタリガラス)、そしてBC州でも唯一
「スピリットベア」を家系としている。



このダンスの模様はこちら↑



ダンスのあとに出て来たお祝いの食事。


スモークした鮭、貝の煮物、海苔のフライ、
イクラ入り海苔の佃煮、鮭のスープなど日本人には
馴染みのあるものばかり。
お祝いで子持ち昆布(数の子)が出るなんて、日本のおせちと良く似ていて深い繋がりを感じました。
シムシャン族と、その対岸、クインシャーロット島に 住む
ハイダ族には、なんと先祖が日本から カヌーにのって
やってきた!という「黒潮伝説」がありました。

取材クルーは今回の旅に入る前、先住民の歴史や
文化を学ぶため、「UBC人類学博物館」へ足を
運びました。(バンクーバーにて)
ハイダ族の村の海岸を再現 

トーテムポールとロングハウス



 この他の、人類学博物館の写真はこちらから!
内田正洋
 
日本のシーカヤック界第一人者であり、海洋ジャーナリスト。
これまでに台湾〜九州、さらに西表島〜東京湾をシーカヤックで遠征。
シーカヤックだけでなく、82年から10年に渡りパリ・ダカールラリーに
出場。
また、世界四大陸をクルマ、オートバイで横断経験も。

主な著書
「シーカヤッカーズ・ハンドブック 北西太平洋版―海を歩くための
マニュアル」
「シー・カヤッキング・イン・ジャパン」
「BAJA 1000 FOR JAPANESE DESERT RIDER」
「風を超えて―DESERT RIDE」
「実用バイクツーリング専科―すぐ役立つバイク旅行トラの巻」
「Tarzan特別編集 ホクレア号について語ろう」

 内田さんによる 『聖なる熊を探し求めた旅記』はこちら



←内田さんの後ろに見えるのがスピリットベアの
  クラン(家系)のマーク。

   週末は「YAJIKITA on the road」!放送日時はコチラから


 動画はコチラから

  尚、この横断隊の模様は2006年4月12日発売 
  雑誌「Tarzan」463号でもご覧いただけます。
  http://tarzan.magazine.co.jp/


あなたもカナダの大自然の中、旅をしてみませんか?
各種情報はこちらで!
カナダ ブリティッシュ・コロンビア州観光局
  http://www.hellobc.jp/index.html

  カナダツアーシステム
  http://www.tabi-canada.co.jp/

  BLUEWATER ADVENTURES
  http://www.bluewateradventures.ca/

  エアカナダ
  http://www.aircanada.jp/