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旅人 : HIP HOPアーティスト CO-KEY
旅日記担当 : 番組担当作家 久保有輝

徳島で阿波おどりを極めよう! 後編

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YAJIKITA担当作家の久保です。今回は旅人のCO-KEY氏に代わって、この旅日記を担当します。

♪踊る阿呆に 見る阿呆 同じ阿呆なら 踊らにゃそんそん

徳島の夏の風物詩「阿波踊り」。
“日本三大流し踊り”の1つであり、“東のねぶた、西の阿波踊り”と称される位に大きくて盛大な夏祭り。
今週も、この「阿波踊り」の魅力をクローズアップしながら旅を続ける事にしよう。

榮倉奈々ちゃんと勝地涼くんの2人が主演する青春ムービー『阿波DANCE』。今回の旅人CO-KEYも、
この映画のストーリー内で使う「阿波DANCEミュージック」の楽曲を制作し、出演までしています。
この映画のキーワードにもなっているのが、「400年以上もの歴史がある伝統的な阿波踊りと、
1970年代にアメリカのニューヨークで誕生したHIP HOPの融合」。
異ジャンルの音楽、そして2種類の踊りは、鳴門の渦潮のように交わる事が出来るのか!?
2人の友情、そして淡い恋は、交わる事が出来るのか!?

『阿波DANCE』のプロデューサー・西前俊典さんは、こう語ってくれました。

「以前からダンスを題材にした映画を作りたかった。いろんなダンスを見ながら何がいいのか悩んでいたけれど、
阿波踊りを実際に見たとき、人間の生きていくパワーやエネルギーを感じた。その瞬間から、
ジャパニーズダンスの筆頭“阿波踊り”で、どんな映画ができるのだろうと模索し始めたんだ…。」

さらに、こんな事も…。

「阿波踊りとHIP HOPを融合させた映画を作ろうと決め、徳島でロケハンをしているとき、ある町の人にCO-KEYの噂を聞いた。阿波踊りとヒップホップの融合を、既に実際にやっていた人がいたんだと思った。
東京に帰って久しぶりに会った知人と話をしていたら
『今、CO-KEYというアーティストの担当をしている』って言われてビックリした。運命を感じたね…。」

映画の世界で、そして実際にも、阿波踊りとHIP HOPを見事融合させてみせたCO-KEYだけに、
他の融合もできるんじゃないの? …って思ってしまったイジワルなYAJIKITAスタッフ。
そこで、徳島名物「鳴門金時」を作っている鳴門市の林茂治さんの畑へ。
そうです! 鳴門金時とHIP HOPも融合して頂きましょう!!
CO-KEY、小学生の遠足以来の芋掘り体験〜〜〜っ!!

林さん曰く、鳴門金時は土ではなく海の砂を使って作るとのこと。海の砂は、塩分、つまりミネラルが豊富に含まれているし、
水はけがよいので美味しいお芋ができるんですって。チャンスは1年に1回だし、見えない土の中だからこそ、
掘る瞬間がドキドキワクワクして楽しいと…。



海の砂なので茶色じゃなくて
白い大地&鳴門金時の緑の葉っぱ


鳴門金時の茎の根元をしっかり持って…


グイッと引っ張る!


取ったど〜〜〜っ!

さぁ、いよいよCO-KEYも鳴門金時掘りにチャレンジ。腰を据えてヨッコラショッと!
あれ!? 意外と簡単に掘れちゃった。しかも青空&緑一面の畑に似合わないと思っていたHIP HOPアーティストの姿も、
結構ハマってるじゃん!! さすが徳島男児!



CO-KEYが掘った芋。濃い紫は鳴門金時の特徴


林さんの奥様が作ってくれた鳴門金時料理3種


林さんご夫妻と一緒に

一通り芋掘りを楽しんだあとに、サプライズが!
なんと林さんの奥様が、鳴門金時を調理して、畑まで持って来てくれたのだ。
ふかし芋、天ぷら、大学芋…。シンプルな中に鳴門金時の本当の美味しさが詰まった一番いい食べ方。
軽トラックの荷台に腰掛け、お芋を頬張るCO-KEY。身が黄色というかオレンジというか。
「甘味が凝縮されて、さつま芋というより高級和菓子のよう」とCO-KEY。夏の畑でさつま芋を頬張るCO-KEYが、
なんだかマッチしちゃってるなぁ〜。CO-KEYは、鳴門金時とHIP HOPまでも見事に融合させてしまったのだ。ほ〜ら下の写真。なんだかCO-KEYの新しいCDのジャケット写真に使えそうじゃない!?
「CO-KEY〜。ニューシング〜ル。『鳴門金時』〜。インストア〜、ナ〜〜ウ!」。な〜んてね。



これはCDの表ジャケットかな


で、これが裏ジャケットだな

鳴門の阿波踊りが行われる日の昼間、鳴門市文化会館で面白いイベントが行われた。
「なると『阿波DANCE』コンテスト」。
阿波おどりとHIP HOPの2つのダンスミュージックの融合がテーマになっている映画『阿波DANCE』。
その舞台になった徳島の鳴門市で、
映画の内容と同じく阿波踊りと異ジャンルのダンスを融合させた“創作ダンス”を競うというもの。しかも審査員の中には、
『阿波DANCE』の長江監督&西前プロデューサーも。プレゼンターには、カズ役の橋本淳くんとCO-KEYが…。



会場ロビーには出演者からのメッセージボードが登場。
会場に来たみんなも書き込む事ができて、
奈々ちゃんや涼くんと文字で共演!

参加チームは16。地元のダンススクールの生徒から、遠くはお隣、香川県のダンスチームまで、
たくさんのダンスフリークが参加しました。阿波踊りと融合させるのはHIP HOPとは限られていないので、
チームのオリジナル性がバッチリ。
中には、CO-KEYが映画に提供した曲「阿波バウンス」を使って“AWA DANCE”を再現してくれたチームもいたりして…。
優勝チームは「GET★LOOSE Jr.」。息のあった子供達のダンスに審査員はみんな脱帽のようでした。

鳴門高校阿波DANCE部は、お囃子を引き連れての参加


優勝した「GET★LOOSE Jr.」のダンス

さてCO-KEYはというと、鳴門市のオロナミンC球場に! オロナミンCを作っている大塚製薬は、鳴門市にあるのね! 
ちなみに同じ敷地内にはサッカー競技場のポカリスエットスタジアム、ソイジョイ武道館、アミノバリューホールもあって、
どんだけぇ〜ってな感じ。
ここで、野球の四国リーグ「徳島インディゴソックスー高知ファイティングドッグス戦」が行われる。
そして、そのプレイボール前に『阿波DANCE』のPRタイムがある。長江監督、西前プロデューサー、橋本淳くん、
そしてCO-KEYはグラウンドの中央へ。一人ずつ挨拶して映画をPRしました。
鳴門の映画だけに野球ファンのみんなからも温かい視線が…。



いよいよピッチャーマウンドへ!

PRを終えたあと、CO-KEYには最大の仕事が! それはというと…、人生初の始球式! インディゴソックスの選手を相手に、たっぷりと肩慣らしをしたあとピッチャーマウンドへ。大丈夫かぁ…。ピッチャー第一球〜、投げました! あ、いい感じ! 
見事キャッチャーミットへ、バスンと! やるじゃ〜ん!

人生初の始球式。その瞬間!

終わった後は、インディゴソックスの選手みんなとハイタッチしてホームランを打ったあとの松井気取り…。どんだけぇ〜。



松井気取り。その瞬間!


そして野球はプレイボール…

そしていよいよ夜も更けてきて…。我々YAJIKITAは『阿波DANCE』チームと合同で、鳴門の阿波踊りに乗り込むことに!!

まずは、桟敷席から参加している連の踊り込みを高みの見物。冬のロケが蘇ってくる。でもあの時みたいに寒くないや! 
途中で「なると『阿波DANCE』コンテスト」に参加したチームが登場して“AWA DANCE”のパフォーマンス。
本当の阿波踊り会場で流れるCO-KEYの「阿波バウンス」。そしてそれに合わせて“AWA DANCE”を披露する参加者たち。
CO-KEYもご満悦。



みんなでYo! 前列左から、うずしおレディの塩田さん、長江監督、CO-KEY、後列左から、西前プロデューサー、橋本淳くん
“AWA DANCE”を披露するコンテスト参加者たち

そして我々も準備開始。『阿波DANCE』特製手拭いを頭に巻いて〜、“阿波DANCE連”見せますよ〜!!



踊る前の緊張のひと時

さすが映画で踊り込んだ橋本くんは、そのスタイルがさまになってる! CO-KEYはというと…、
今回の取材で出会った舞踊家の檜さんや「岡忠」の岡本さんに踊り方のコツを少しずつ教えて頂いたおかげで、
何とか乗り切ったかなぁ!? 桟敷前を見事に踊り切りました!!



まずは円陣を組んで…


“阿波DANCE連”の阿波踊りスタート!


橋本くんは実際に映画で使ったハッピを着て参加しました

お祭りの最後は、参加している連が一緒になって踊る。
これって阿波踊りが大きな鳴門の渦みたいになる映画のクライマックスシーンそのものじゃない!? 
各連の提灯が桟敷席の前にズラッと並び、その後ろに踊り子や鳴り物がスタンバイ。
そして音楽に合わせて一斉に踊り始める。もうグチャグチャだ〜。

桟敷席で見ていたCO-KEYたち『阿波DANCE』メンバーに、ヒートアップした踊り子から「こっち来て一緒に踊れ!」と声が飛ぶ。そして半ば強引に誘われ“渦”の中へ。あとはモミクチャ! 
その衝撃シーンは、一緒に渦の中へ飛び込んだYAJIKITAカメラマンN、渾身の動画をチェックして下さい。
桟敷席から見ると下の写真の様な感じ。青いハッピの『阿波DANCE』メンバーは見つけられるかな?

みんなで我を忘れてグチャグチャになって踊る阿波踊り。でもこれが、阿波踊りの真髄“阿呆になること”なのかもしれない。
♪踊る阿呆に 見る阿呆 同じ阿呆なら 踊らにゃそんそん

人間は、子供から大人になるにつれて、多くの事を学び色んな事が出来るようになっていく。
でも子供から大人になると、逆に出来なくなってしまう事もたくさんある。
大人になると、体裁とか理性とか常識とか地位とか色んなものに遮られて阿呆になんかなっていられない。
阿呆になるなんて恥ずかしいことと思ってしまう。でもね、子供の頃のように我を忘れて阿呆になりたいって思う事…、
誰でも時にはあるでしょ? でも、大人になるとやっぱり出来ないんだよね、それが。
だから夏の夜の一瞬だけ“阿呆になっていいよ”ってお墨付きが貰える徳島の人達って羨ましいなって思った。
“阿呆になること”は、決して恥ずかしい事ではなく、かっこいい事なんだって思った。

「岡忠」の岡本さんが、こんなことを言っていた。

「阿波踊りを踊り始めると、嫌なこととか辛いこととかみんな忘れちゃうんだよね。頭が空っぽになるっていうか…。」

大人は、つまらないことを考えすぎなのかもしれない…。

では最後に、CO-KEYからのメッセージを…。



踊り終わった後はみんなで大拍手! これぞ阿呆になった瞬間!

[CO-KEYからのメッセージ]

今回、長期にわたって我が故郷・徳島を旅して参りましたが、僕自身初体験の事も多くあり、
あらためて徳島の魅力を再認識しました! 特に『阿波踊り』の「歴史」、「奥深さ」、そして何より「踊る楽しさ」は、
やっぱりハンパなかったです♪ ラジオ(音声)でのリポートは思ったより難しくて、上手く出来たかはかなり謎ですが(笑)、
楽しい雰囲気が伝われば幸いです。

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