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旅人 : 小川もこ FMとやまアナウンサー 久和恵実

400年の街の歴史に神宿る・高岡御車山祭

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ついに来ましたね♪昨年9月の立山黒部アルペンルート&福岡つくりもんまつりに続いての女ふたり旅。
旅の相棒は もちろん、キューワちゃんことFMとやま久和恵実アナウンサー。今回も二人で合作の旅日記、
例によって キューワちゃんのレポートに 小川がチャチャ入れるの図で、楽しんでちょ〜だい!
★(^^;)… マークが 小川のコメントです。


さぁ、やってきましたよ〜富山県高岡市!
もこさんとは約半年ぶりの旅となります。もこさん、よろしくお願いします!


★(^^;)…息もピッタリの我々、よく呑み、よく食べ、よく笑い、阿吽の呼吸で 歴史の町・高岡を 
探訪してまいりましょう♪

高岡市は今から399年前の1609年に加賀藩主・前田利長が高岡城に入り、近代高岡の歴史が始まりました。
情緒溢れる町並みや建造物から高岡の歩んできたこれまでを感じとることができます。



★(^^;)… 素晴らしいものの鑑賞には、「舞台」が必要不可欠。戦災に遭っていない高岡の街並みは 
お祭りにも まさにうってつけのステージなのねぇ。

あれっ?もこさん、雅なお囃子が聴こえてきましたよ!


★(^^;)… ひゃら〜り・ひゃらり〜こ ひゃり〜ろ・ひゃられ〜ろ♪
祭囃子を聴くと、いやがうえにも気分が盛り上がってくるというもの。根っから祭り好きの小川&キューワちゃんです。


ゆっくり旅に出る前に まずはYAJIKITAスペシャルの公開生放送
「YAJIKITA on the road in 高岡御車山まつり」ですね!

★(^^;)… FMとやま単独で、今回も5月1日(木)11:30~12:50 公開生放送YAJIKITA on the road をおこなったのでした。
心地の良い快晴、いつもより、空が広〜い!それもそのはず、市電の町・高岡が 
この日ばかりは 空をマス目に区切るように張り巡らしている 目抜き通りの市電の電線を取りはらい、
山車の巡行を待っています。電線って、そんな簡単に取り外しできるものとは、あ〜ぁ、知らなんだ!


毎年5月1日に行われている重要有形・無形民俗文化財の「高岡御車山まつり」の魅力や、
来年開町400年を迎える高岡市についてお送りしましょう。

公開生放送を行う北陸銀行高岡支店横の特設ブース周辺には、公開生放送目当てでいらした方など、
たくさんの方にお越しいただきまして、どうもありがとうございます!!

★(^^;)… 最初は私たちのほうを見ていてくださるのですが、御車山が7基集結した頃には 何重もの人垣が 
放送席に背を向けて(!)立ちはだかり…おいおぉい〜!

そもそも、この御車山の歴史は、前田利長が、
豊臣秀吉から拝領した山車(だし)を高岡町民に与えたことに起源をもつそうです。

京都祇園の祭礼にならって鉾山に改造され、
「地山」といわれる山車の土台となる部分と「飾り山」といわれる放射状に垂れ下がった白や赤、
黄色の花笠と頂点に位置する黄金の「鉾留(ほこどめ)」は神が降臨するための目印ということですよ。

★(^^;)… なるほど、みやびなわけだ。最初は天正16年(1588年)豊臣秀吉が、
後陽成(ごようぜい)天皇と正親町(おおぎまち)上皇を聚楽第(じゅらくだい)に迎え奉るときに使用したものだというから、
420年の歴史を持つ山車かぁ。ありがたい、ありがたい。。。それにしても、普通、山の車と書いて「だし」ですが、
ここでは御の字に、車の山で「みくるまやま」と呼ぶのね。そのお祭りだから、「みくるまやままつり」。
これ、早口でなかなか言えなくて、生放送でも何度も噛んでしまいましたぁ。喋り手泣かせのタイトルですぅ(涙)


山車の高さは8.4m、山車を曳く4つの車輪は直径1メートル以上はある大きさです。
この絢爛豪華な7基の御車山は、一度セレモニーのために7基すべてが横一列に勢ぞろいしまして、
その後、古式に従い一定の順路を厳かに曳きまわされます。山車を曳きまわすことで、
降臨した神々の巡行を表現しています。

この御車山の巡行は誰でも間近で楽しむことができます!
露払いとして、坂下町の源太夫獅子(げんだいじし)が御車山を先導しまして、7基の山車が順に進んでいます。



★(^^;)… 背高のっぽの御車山、一番上の「鉾留」が金ぴかで、特に目を引きます。7つの町、7基ぜんぶ形が違うのね。
鳥兜の鞍だったり、蝶々だったり、鈴や矢と弓だったり。神様が降りてくるときの目印なんだから、
思いっきり目立たないとねぇ〜♪その下の花笠部分は たとえるなら、赤ちゃんの頭上にぶら下げて回す「メリー」みたい。
パフっとドレスのスカートのように、お花がぶら下がっていて華やかです。
あれを腰に巻いて踊ってみたい♪と思う私は羞恥心知らず?!
(そういえば大ヒット曲「羞恥心」の作曲者は、地元富山のスーパースター高原 兄さんでっす♪)

私、久和は、特設ブースを離れてお祭の最前線からリポート!
そういえば、
前回の高岡市福岡町の「YAJIKITA on the road in福岡つくりもんまつり」の時もダッシュしてたな〜私。(笑)



★(^^;)… いつも身体を張ったリポート、おつかれさんどす。

最初の御車山、通町(とおりまち)の山車がすぐ目の前にっ!
まず車輪の大きさに圧巻!
そして高岡ならではの金工・漆工・鋳物などの優れた技術の装飾が華やかでありながらも重厚感があります。

約20〜30人の御車山の曳き手のみなさんが前に進むたびに車輪が「ぎしぎしっ」と 
音を大きな音を立てていますよ。
巡行路の曲がり角で全体重をかけて方向をコントロールする
勇壮な曳き手のみなさんの姿に見物にいらしたみなさんから拍手も上がってます。
ん〜男らしくてかっこいい〜♪

あ、見惚れている場合じゃないですね(汗)
失礼しました。



★(^^;)… いいのよいいの、キューワちゃん、貴女は正しい。
♪祭りだ〜祭りだ〜おとこの祭りだぁ〜♪北島サブちゃんも歌っているじゃないですかぁ。祭りの時の男衆は 
なぜにあんなに格好良く見えるんだろう。そこに座って小一時間、この議題について話し合いたいものである…。

去年は雨が降って御車山祭りは中止になったりと、ここ数年はお天気に恵まれなかったそうです。
その分、今年は山車の組み立てから巡行まで、すべて晴れのお天気!御車山まつりに携わるみなさんが、
この日を心待ちになさっていたのが伝わってきました。
もこさんの晴れ女パワーが存分に発揮されたからかしら?(笑)



★(^^;)…そうね、小川は晴れ女。ここんとこ、100%晴れさせておりますな。天照大神がついていてくれるのでしょう。

御車山の魅力、堪能しましたね〜!

高岡を旅するからには、まずは高岡市自体について知るが一番!!
ということで、高岡市の橘慶一郎市長のところにお邪魔しました。

高岡の魅力はもちろん、来年開町400年を迎えるにあたって思いや、
高岡の町全体を世界遺産に登録しようと様々な活動が行われていることなどお話伺いました。

橘市長とのインタビューに使われた部屋には、漫画家、藤子・F・不二雄さんが高岡市出身ということで、
「ドラえもん」のぬいぐるみがたくさんありました!和みますね〜とっても♪



★(^^;)… ほんに柔和で優しい語り口で。ドラえもんに登場してそうな愛されキャラの市長さんでした。
祭り取材中も、随所でお姿をお見かけいたしました。縦横無尽、フレキシブルにしなやかな動き、
市長の仕事は激務だと思いますが、元気に高岡の町を引っ張っていってくださいね〜♪

さぁ、もこさん、いよいよ高岡の町に繰り出しましょう!

ここで心強い助っ人と高岡駅で待ち合わせです。
高岡市観光ボランティアグループ「あいの風」の清水静子さんです。
よろしくお願いします!!



★(^^;)… くっきりハッキリ、お顔もトークも鮮やか艶やかでステキな女性です。
清水さんの登場で、女3人旅、ますます姦しく♪も充実の予感。


まずは清水さんの案内で、高岡駅から歩いて約20分ほどのところにある「金屋町(かなやまち)」にやってきました。

歩道は石畳で、全体にシックで趣のある町並みです。
何だかタイムスリップしてしまったかのような不思議な感覚。
大きな通りから少し入ったところにこんなにも閑静な町並みが広がっているんですね。

この金屋町という町は、加賀藩・二代藩主、前田利長の命で、城下町高岡の産業発展の一策として、
1611年にこの地に鋳物師7名、2年後に4名を招き鋳造作業所を建てて諸役を免除したそうです。

金屋の古い家のつくりをみてみると…通りに面した家並みの千本格子が奇麗ですね〜!
この地区ではこの千本格子のことを「さまのこ」と呼ぶそうです。

むむっ?!よ〜く格子の間を見ると、少し丸く削りとられたようになってますね〜。清水さんによると、
「さまのこ」は、その家を守る役目や通りに面しているということもあってシンボルでもあったそうです。
そこで、その家に嫁いだお嫁さんが毎日、
掃除をするときに千本格子の間も奇麗に磨いていたそうです(驚)お嫁さん、大変だっただろうに…(汗)



★(^^;)… 町の静かな佇まいが、京都や金沢のお茶屋街に似てシックです。
千本格子のお掃除逸話に、
「しげこさん、障子の桟に こんなにホコリが…!(と、指でなぞる)」と嫁をいびる姑の図が想像されたのよねぇ。
あぁ、私に金屋町の嫁は務まらないぃぃぃ。と、キューワちゃんと顔を見合わせ溜息でした。


町並みをのんびり歩き、この金屋町で高岡の伝統工芸に携わっていらっしゃる
鋳物工房「利三郎(りさぶろう)」を訪れました。


お店は囲炉裏もあって落ち着いた雰囲気。
まず惹かれたのが利三郎オリジナル、鋳物のドアノブ。形がヤモリなんです(驚)
斬新でステキだな〜と思って値札をみると…結構なお値段ですね…(汗)

お店の神初良子さんにお話伺いましたが、鋳物を造ると一言で言っても
それぞれの工程における専門の職人さんがいらして、非常に時間もかかるそうです。
なるほど…それを知って値段を見ると納得です。職人さんの技や愛情が凝縮されていますもんね! 
鋳物に対する見方が変わりました。
歴史を守りながらも現代の息吹を吹き込み、オリジナリティを模索されているというお話が印象的でした。



★(^^;)… 鋳物作りの工程も詳しくお話いただきました。真剣勝負で終始無言で作業をおこなうとか。
火傷など危険が伴う仕事場、本当にお疲れ様です。。。


つづいて、高岡駅から徒歩10分ほどの「山町筋(やまちょうすじ)」と呼ばれる地区にやってきました!
ここからの案内役は清水さんから、
高岡市観光ボランティアグループ「あいの風」代表の杉山喜重子さんにバトンタッチ。



★(^^;)… 落ち着いた風情の杉山さんは、時々、宝塚男役のような口調になるのがユニークで♪ 
優しく いろいろ教えてくださいました。


山町筋は高岡市の中心部。
旧北陸道沿いの
御馬出町(おんまだしまち)・守山町(もりやままち)・木舟町(きふねまち)・小馬出町(こんまだしまち)は
開町以来、近年に至るまで商業の中心地として隆盛を極め、この地区を「山町筋」と呼び、
高岡御車山まつりの巡行が行われる地区でもあります。

1900年には大火のため6割近くの住宅が焼失したそうです。
そこで、防火構造が義務付けられ、隣の家との間には釉薬で焼いたレンガ積みの防火壁があったり、
2階には観音開きの分厚い窓が付いていたりと、防火構造が随所に見られます。
また、この山町筋は、平成12年には重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
なるほど〜!
町並みは土蔵造りの古い家があって、全体に黒漆喰が塗られているので、
黒を基調にした歴史ある雰囲気が漂っています。

約40棟あまりの土蔵造りの家の中でもひときわ大きなお宅を発見!!
こちら「菅野家」は国の指定文化財建造物で、北海道との通商で巨万の富を築いた商家とのこと。

菅野家の中を見学できるということなので、お邪魔してみると…っ。
な、なんて大きなお仏壇なんでしょう?!これは一見の価値ありです!!
思わずこのすばらしさをカメラにおさめようと頑張る、もこさんと私。(笑)
外観の重厚さとは対照に、部屋は繊細な数奇屋風の造りで、
時間を忘れて説明に聞き入ってました。



★(^^;)… この菅野さん宅は 特に贅をこらして造られた家。なかでも、この「金のお仏壇」は無垢の金板が使われ、
値がつけられないほどの価値があるとか。こうなると、私財ではなく文化遺産です。
次代に受け継ぐ守り役に徹していくのが大変なご苦労でしょうねぇ。我が家には何も無くて、よかったよかった。。。



金ぴかのお仏壇 天井部分も金の細工が凄い!

さて、旅の満足度に大きく影響してくるのが宿ですよね?

この日の旅を終えてやってきたのがJR氷見線、雨晴駅から約20分の「磯はなび」さん。
日本の渚100選の1つに選ばれている美しい海岸「雨晴海岸」の近くにあります。



雨晴海岸での立山連峰を望む というイメージ写真!

眼下に広がる富山湾。
その富山湾から遥か遠く、蜃気楼のように海にそびえる3000メートル級の立山連峰。
これは決して大げさな表現ではなくて、こうした標高3000メートル級の高峰が海上から眺望できるのは世界でも、この雨晴をいれて世界で3ヶ所のみなんだそうです。
お天気に恵まれた時には、磯はなびさんの客室からその絶景を楽しむことができるそうですよ。

また富山ならではの海の幸も堪能できます!
それではお料理に関してはグルメレポーターのもこさんにお願いしましょう♪



★(^^;)…雨晴温泉「磯はなび」。小高い丘の上に建ち、眺めは超一級!
勿論、海の向こうに連なる立山連峰が空気の澄んだ快晴の日には望めます。温泉の湯船からの眺望がまた素晴らしい。
能登半島までぐるり見渡せる大パノラマで、露天風呂から 夜は海岸線の灯りがチカチカ光って幻想的♪
内湯は広々ゆったりあぁ極楽。カップルには貸し切り風呂もあるらしい…。それにね。
女性は色とりどりカラフルな好みの涼み浴衣を選ぶことが出来るの。
小川は、普段絶対着ないようなピンクに朝顔柄をチョイス!ちょいと無理があるか?!(^^;)



かなり無理のある若めの色&柄の浴衣を着た不肖 小川

★(^^;)… お料理は富山湾の海の幸、白海老にホタルイカ、富山独特の昆布締めのお刺身に舌鼓、
山の幸は氷見牛の陶板焼きが柔らかくてジューシー♪旬の筍や氷見うどんと、土地の味満載で大満足、
地酒も勢い杯を重ねてしまいました。
仕上げのご飯は その場で炊きあげる釜飯の竹の子ごはん。最高!
とても快適なお宿でしたよ♪

というわけで、たっぷりと高岡を満喫しました〜!
高岡御車山まつりは約400年という歴史あるお祭であるのと同時に
「ものづくり高岡」の粋を集めた高岡の象徴的なお祭でもあることを実感しました。
まさに動く文化財ですね。
高岡の悠久の歴史に身を委ねて、
あなたも金屋町や山町筋などゆっくりのんびり町を歩いてみてはいかがでしょうか?



★(^^;)… 歴史漫歩。私の好きな旅の形です。
ゆっくりじっくり、在りし日の面影に心遊ばせながら、日本の宝、いえ世界の宝である文化財を 
自身の目で耳で心で確かめ温故知新。風を感じ、花を愛で、土地の人とふれあい、旨い酒と味に舌鼓。
あぁ、ほんとに至福の時間です。独り旅でも二人でも ここ高岡は 心から愉しめる町だと思うな。
女二人旅の目的地として、篤くオススメいたします。
ぜひ、ぜひ、小川&キューワちゃんの感動を あなたも味わってみてくださいね〜。

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