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旅人 : JFNパーソナリティー 中田美香

あっ晴れ! おかやま国文祭 美作編

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いつもはスタジオ受けを担当しているが、
今回は晴れて、スタジオの外に飛びだすことに成功っ! YEAH!
だって、毎回皆さんの楽しそ〜な旅のレポートを聴いていたら、
ワタクシも旅に出たくなっちゃったんだも〜ん。

訪れたのは、岡山県。
なぜって、岡山県では10月30日(土) 〜 11月7日(日)まで、
日本最大の文化の祭典、
『国民文化祭おかやま2010 あっ晴れ! おかやま国文祭』が行われるからなんです。

第25回 国民文化祭・おかやま2010 あっ晴れ! おかやま国文祭」 <公式ホームページ>

この祭典は、民俗芸能、音楽、演劇、美術、映像、茶道、華道などなど、
様々な文化活動を発表、競演し、それぞれの交流が図られるというもの。
ワタクシは“国文祭”を前に、様々な日本伝統文化に触れ、体験をしてまいりました。
今回、グルっとまわったのは、岡山県北部に位置する美作エリア。

最初にお邪魔したのは、奈義町に古くから伝わる地歌舞伎「横仙歌舞伎」のお教室です。
横仙歌舞伎保存会の寺坂信也さんに色々とご案内頂きました。

上方歌舞伎に馴染みあるワタクシにとって、女性の演者さんがいらっしゃることに戸惑いましたが、実は横仙歌舞伎は老若男女が参加できるんです。
寺坂さんによると、地域によっては女性だけの地歌舞伎もあるようです。

そこで、ワタクシも歌舞伎初体験。
男役、女役のそれぞれを体験し、様々な所作を教えて頂きました。

「私もやってみた〜い!」と言ったはいいものの、四苦八苦する羽目に…

最初にぶち当たった壁は、縦書きで達筆にかかれた台本の文字・・・。
うぅ・・・読めない・・・(涙)。
次に、発声。
優雅に声を出そうと思うのですが、で、でない・・・。
ワタクシ自身、声を操る仕事をしているというのに、
歌舞伎のセリフ廻しとなると発声法などがこんなにも違うものなのかと、愕然としてしまう。
更には、カラダも、ガッチガチで、かなり不自然な動きに・・・。
ワタクシの隣りで演じている演者さんはというと、それはそれは、
男役はたくましくて、美しく、女役はおしとやかで、穏やか。
どうやらワタクシの場合は、
日常生活における女らしさすらも欠如しているのかもしれん・・・トホホ。



横仙歌舞伎保存会の皆さんと一緒に!

かつては、各地の村々で演じられていたという地歌舞伎。
それは、若者の出会いの場所でもあり、社交場であり、
夜遅くまで人々が飲み食いをしながら楽しむ空間だったようです。
当時、歌舞伎を巧く演じられた方は、やはりモテたのかしら・・・。
ふう〜。現代に生まれて良かった(苦笑)。

ちなみに、練習が行われている奈義町文化センターの隣には、
奈義町現代美術館「Nagi MOCA」があります。
真っ赤で個性的な建物も魅力的ですので、良かったらこちらにも遊びに行ってみて下さいネ。

奈義町現代美術館"Nagi MOCA"

続いて、重要伝統的建造物群保存地区にもなっている真庭市の勝山地区を尋ねました。
白壁に瓦屋根の建物が並ぶ町並みを、草木染めの個性的なのれんが彩る、風情ある小さな町。



「檜舞台」と言う名前のアーケードが檜で出来た商店街を発見!

その中に、もともと醤油蔵だったスペースを改装して、
多目的ホールとして使用している「勝山文化往来館ひしお」があります。
太い木による柱や、瓦屋根はそのままに、蔵としての趣を残しつつ、
モダンな雰囲気に生まれ変わった建物。
今の生活にマッチする造りにはなっているものの、歴史を感じる佇まいに感激です。
こちらの館長さんでいらっしゃる、加納容子さんは、
実は、店の軒先にかかるのれんを制作してらっしゃるアーティスト。
とてもエネルギッシュ、且つあたたかい包容力も感じる方でした。

加納さんが手掛けたのれんの数々(ほんの一部ですが…)。
さぁ、何のお店かわかるかなぁ?

加納さんが手掛けたのれんの数々が、人々のココロを惹きつける理由は、
きっと加納さんのお人柄によるのだろうなぁ。

勝山文化往来館ひしお


元醤油蔵の中は多目的ホールになっていました


加納さんと一緒に!

古いものを素敵にリノベーションした「勝山文化往来館ひしお」の建物に魅了されていると、
加納さんが、まさに今、新たに再生されている建物が近くにあることを教えて下さり、
早速訪ねてみることに。

旭川にかかる橋のたもとに建つその建物は、既に閉鎖し、空き家になっていた旅館、
「岡野屋旅館」というところ。

木造2階建てで、石垣上から川岸に廊下がせりだした、特徴的な造りが印象的。
「勝山文化往来館ひしお」の副館長でもいらっしゃる、高本敦基さんにお話をお聞きすると、
日々、様々なアーティストや村の人たちが手をかけて、まさに再生されようとしているとか。
そこで、ワタクシいてもたってもいられなくなり、障子貼りのお手伝いをさせて頂きました。



私の作品…「障子」!

気温30度以上ある晴天の中、冷房もなく、黙々と掃除をし、壁を塗ったり、障子貼りを行い、
旅館の再生プロジェクトを進めている皆さんと、他愛のない話をしながら、
コツコツ障子貼りに励みました。
終わったあとは、良い汗かきました!



岡野屋旅館再生プロジェクトのメンバーと一緒に!

明治初期に建てられ、かつては多くの旅人で賑わったであろう旅館が、
まさに息吹を吹き返している様を間近で体感させて頂けるなんて、何とも貴重な体験です。
この旅館、いまではあまり見なくなった縁側や畳、障子などがあって、落ち着く空間なんです。
国文祭開催時期は、各部屋にアーティストの作品がディスプレイされるとか。
アーティストの皆さんも、この空間にふれて、また違ったインスピレーションが沸くことでしょう。

そうそう、レトロで優しげな雰囲気に誘われて、勝山地区をテクテク歩いていたら、
フと気づいたことがあります。
それは、すれ違う方が皆ニコニコ笑顔で挨拶をして下さること。
軒先で羊羹やお茶まで出して下さった方もいて、
まるで我が家に戻ったようなココロ温まるひとときを過ごさせて頂きました。

改めて、今回の旅を通して、スクラップ&ビルドの発想ではなく、
古いものを大事に丁寧に使い続ける素晴らしさを実感。
旅で出会った人々はみな、伝統文化を大事に守り、引き継ぎ、
何かモノが壊れたら修理をし、色が剥げたら塗り直しと手を加え、
一日一日を本当に丁寧に暮らしていらっしゃいました。

丁寧な暮らしぶり、そして、何年も大事に使い続けられてきたものは、
人でもモノでも、スゴく味があって、かっちょいい!!!

ワタクシも見習わなくちゃ。
がんばろーっと!



第25回 国民文化祭・おかやま2010 あっ晴れ! おかやま国文祭」 <公式ホームページ>




≪今回のオフショット!≫



ランチに立ち寄った「那岐山麓山の駅」


で、私のお腹に入った
「米粉牛肉バーガー」&「黒豚カツサンド」!
「喰い過ぎ」とか言うな〜〜〜〜っ!!

 

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